[単独]Zion.T、韓国から海外へ…今月英国で初コンサート
[스포츠조선=박영웅 기자] 韓国の音源チャートを総なめにしたZion.Tが、舞台を海外に移す。
今月17日、Zion.Tは英国のロンドンで単独コンサートを開き、現地のファンの前に立つ。これは現地プロモーターの要請で成し遂げられた公演で、Zion.TはYGの同僚プロデューサーであるCHIOCE37とともに舞台を飾る予定だ。
すでに、国内の歌謡界でアーバンR&Bの音楽を披露し「音源強者」という修飾語が付けられているZion.Tの今回の英国での公演は、本格的な海外活動を始める前に可能性を試してみる試演のようになると見られる。現在、具体的な海外への進出計画はない状態だ。
Zion.Tはニューアルバム『OO』で注目される成果も収めた。発売と同時に台湾のアイチューンズアルバムチャートで1位を獲得し、ベトナム・香港・インドネシア・フィリピンなどの7カ国で上位に入った。デビュー後初めて海外のチャートで1位を記録したのだ。
『OO』の収録曲のうち『Complex』はマカオやベトナムのアイチューンズで1位を記録した。『Complex』はBIGBANGのG-DRAGONがフィーチャリングした曲で、Zion.TとG-DRAGONがそれぞれのコンプッレクスを告白し、お互いをデゥスる会話スタイルの曲だ。タイトル曲である『The Song』だけでなく、収録曲まで満遍なく人気を得ている。
今回、Zion.Tは放送での舞台を最大限自制している。今月7日午後行われたKBS 2TV「ユ・ヒヨルのスケッチブック」の録画に参加し、タイトル曲『The Song』の初舞台を公開した彼は、自分と長い間共演してきた音楽の同僚たちと一緒に『傲慢だ』、『Wishes』などの曲を特別なライブ舞台で披露した。Zion.Tが唯一出演を決めたスケジュールだった。
YGのTHE BLACK LABELに移籍して初のレコードを発表したZion.Tは、発売と同時に音源チャートを総なめにするなど底力を見せ付けた。彼のシンボルのようなサングラスを形象化したニューアルバム名『OO』は、改めて彼のアイデンティティーを明確に見せるレコードであり、タイトル曲『The Song』はありふれた愛の告白というテーマを秘密日記のように綴ったラブソングだ。
「一日中君のことを思って」作った歌が、ある有名な曲のようにすぐに忘れられないために、有名にならないでほしいというアイロニカルな歌詞が斬新だ。隠してきた本心が世の中に公開されたらどうなるかという発想から誕生した曲だ。
2017. 2. 9.