WINNER、YGに新しいカラーを染めた
[OSEN=김사라 기자] YGエンターテインメントの新人グループWINNERがYGになかった新しいカラーを披露した。期待以上の新鮮さで音楽業界の注目を集めたWINNERの底力が半端ではない。
WINNERは8月12日0時にデビュー曲のダブルタイトル『empty』『Color Ring』を公開した。ヤン・ヒョンソク代表は、以前WINNERについて「WINNERがダンスグループだという誤解を招きたくなかった」と断言したのだが、その言葉通りWINNERは、ダンスグループでないのはもちろん、BIGBANG、EPIK HIGH、楽童ミュージシャンなどこれまでのYG所属グループとも確然に異なっていた。
WINNERの二つのタイトル曲は両方ともとても感性的で切ない。ベースはヒップホップだがBIGBANGとは雰囲気が異なる。『empty』はWINNERの双子ともいえるMnet「WIN:WHO IS NEXT」の「WIN」BチームのB.IとBOBBY、そしてWINNERのソン・ミンホなどが共同で作詞・作曲を手がけた。WINNERは、この曲で別れてから感じる空しさを切なく歌った。
『Color Ring』も、とても感性的だ。「空は青く美しいのに、僕は段々憐れになる」という始まりから聴く人を集中させる。速いビートのリズミカルで中毒性のある曲よりは、共感を得られるストーリーと音楽の質に集中したようだ。同曲は、カン・スンユン、ソン・ミンホ、イ・スンフンの3人が作業に参加し、カン・スンユンがメインプロデューサーとして手がけて音楽的な実力を証明した。アイドルグループを超える、ミュージシャンとしての姿が際立つ。
つまり、YGになかった新しいグループである。今年YGでは、強烈なカリスマを披露した2NE1、溌剌とした魅力の兄妹グループ楽童ミュージシャン、R&Bの強者SOL、他の追随を許さないワールドスターPSYが登場し華麗なラインナップを見せた。WINNERはYGに新しいカラーを加え、これまで見たことの無い感性ヒップホップで一気に大衆の注目を集めたのである。
デビュー前から話題となっていたWINNERの初印象は強烈だ。虚を突いたWINNERのデビューアルバム『2014 S/S』は、公開直後に韓国の各種のオンラインサイトで1位に輝いたのはもちろん、新人としてはとても難しい音楽配信チャート独占まで達成した。iTunesチャートでも良い成績を上げ、海外でも人気を集めている。
YGエンターテインメントは「WINNERは、音楽活動以外の活動は控えていた先輩グループとは異なり、多方面で活躍できるようにその範囲を広める計画」だとし、「カン・スンユンは演技活動、他のメンバーはバラエティなどに出演する可能性もある」と話した。これから、また一味違う姿を見せるであろうWINNERの活動に期待が集まる。
WINNERは、今月15日のYGファミリーコンサートを通じて正式デビューステージを披露する。
2014. 8. 13.