BIGBANG G-DRAGON、9年ぶりに初めて…後輩iKONに曲プレゼント

2015-12-19 01:21 pm

[일간스포츠=황소영 기자] BIGBANGのメイン音楽プロデューサーG-DRAGONがデビュー9年ぶりに初めて他の歌手に曲をプレゼントした。その幸運の主人公は同じ所属事務所の後輩歌手iKONだ。

19日iKONのデビューアルバムに収録される『I MISS YOU SO BAD』の曲情報が初公開された。そこには「作詞G-DRAGON・B.I・BOBBY、作曲G-DRAGON・DEE.P」と書かれており、注目を集めている。その理由は、G-DRAGONがBIGBANGのメンバーではなく他の歌手の曲の作詞・作曲に参加したことはこれまでなかったからだと言っても過言ではない。

デビュー3ヶ月目のiKONもこれまで発表した約10曲や24日発表するアルバムの収録曲のほとんどがiKONのリーダーB.Iが作詞・作曲に参加した曲だということを考えるとG-DRAGONの曲プレゼントはさらに特別な意味を持つ。

所属事務所のYGエンターテインメントは「『I MISS YOU SO BAD』はG-DRAGONが今年初頃BIGBANGのアルバムを準備する過程で作った初期段階のデモ曲でだ。しかし、曲のスタイルがBIGBANGよりは他の歌手にもっと似合いそうだと思っていたところ、隣のスタジオで録音作業中だったiKONを呼んで歌わせてみたらiKONに似合うと判断し、デビュープレゼントとして与えたのだ」と説明した。

実際、いくら巨額を払うといってもG-DRAGONの曲をもらうのはほぼ不可能に近いこと。その不可能なことを敢えて金額で換算すると数億ウォン以上の価値があると推定される。そのような曲を何の条件もなく、後輩にデビュープレゼントとして与えたのだ。最も尊敬する先輩にサプライズデビュープレゼントをもらったiKONのメンバーは非常に喜んでいたという。

実際驚いたのはiKONだけではない。遅ればせながらそのことを聞いたYGのヤン・ヒョンソク代表も過去9年間G-DRAGONが他の歌手の曲を作ったこともないが、他の歌手の曲を作るようにとお願いしたこともなく、G-DRAGONに直接電話をして事実を確認したくらいだったという。

YG側は「G-DRAGONが作った曲は言うまでもなくどてもクオリティが非常に高い曲だ。最初はiKONのタイトル曲にすることも考えたが、新人グループの広報にG-DRAGONの名前を利用したという誤解や偏見を招くことを恐れ、とても慎重に考えた」とし、「悩みに悩んだ末、好意でプレゼントした曲を商業的に使ってはいけないと思ってタイトル曲にするよりはデビューアルバムに収録することにした」と伝えた。

18日発表されたiKONのアルバムのダブルタイトル曲は『WHAT‘S WRONG』と『DUMB&DUMBER』である。2曲ともiKONがこれまで披露した曲とは違ってアップテンポの盛り上がる曲だと知られており、さらに期待を高めている。デビュー3ヶ月後の24日1stフルアルバムを発表するiKONが初めて披露するアップテンポの強烈なダブルタイトル曲は果たしてどんな曲なのか、G-DRAGONが9年ぶりに初めてiKONにプレゼントした『I MISS YOU SO BAD』は果たしてどんな曲なのか関心が高まっている。

iKONは来年1月末オリンピック体操競技場で単独コンサートを開催し、新人としては非常に異例の成功神話を創っていく予定だ。

2015. 12. 19.