ヤン・ヒョンソクの「実力主義」は正しかった…YG、2四半期黒字‐下半期大幅成長が見込まれる
[OSEN=최이정 기자] YGエンターテインメントが今年の2四半期劇的な業績回復に成功した。BLACKPINKのスタジアムワールドツアー、TREASUREとBABYMONSTERの世界的な活躍が本格化し、下半期も大幅成長が見込まれている。
8日YGは公示で2四半期連結基準営業利益84億ウォンを記録、前年同期110億ウォンの営業損失から黒字転換したと明らかにした。それは市場の見通し(31億ウォン)を170.9%上回る数字である。売上げは1,004億ウォンで前年同期比11.6%増加、純利益も112億ウォンでプラス転換に成功した。
YGは「2四半期BABYMONSTERのワールドツアーとTREASUREの米州ツアーなど、新人アーティストの世界的な成果が収益性をけん引した」とし、「アルバムリリースがなくても公演、デジタルコンテンツ、MDの売り上げが上昇し、安定的な成長を維持した」と説明した。
下半期にはYGの人気アーティストが多数活動を再開する。BLACKPINKは16都市で31回に渡るスタジアムワールドツアー『DEADLINE』を行っており、ロサンゼルスのSoFiスタジアムでガールズグループとして初めて2日間全席売り切れ及び10万人の観客動員という新記録を立てた。8月15~16日にはK-POP女性アーティストとして初めてイギリスのウェンブリースタジアムでパフォーマンスを行い、歴史に名を残すと期待される。
TREASUREは9月3rdミニアルバム『LOVE PULSE』をリリース、10月からアジア12都市を回る『PULSE ON』ツアーに突入する。ソウル3回公演を皮切りに日本、バンコク、ジャカルタ、シンガポールなどでファンに会う予定だ。
BABYMONSTERはデビュー1年で20都市で32回に渡るワールドツアー『HELLO MONSTERS』を展開している。ビルボード200チャート入りを果たし、累積アルバム販売160万枚を突破、「怪物新人」らしい成果を出している。9月先行公開曲と10月ミニアルバムの発売も控えており、下半期YGの業績けん引のもう一つの軸になると期待される。
今回の黒字転換の背景にはヤン・ヒョンソク総括プロデューサーの本来のYGに戻る戦略があった。直接ディレクティングした初のガールズグループBABYMONSTERの成功はYGコンテンツ戦略の進化と底力を立証した。ヤン・ヨンソク総括の「実力主義」は正しかったのである。
YGは下半期中国市場の変化に対応し、さらなる市場拡大を狙っている。2四半期の好成績にアーティストたちの本格的な活動が加わり、YGのより一層の成長が期待される。
2025. 8. 10.