行動で見せたYGヤン・ヒョンソクのリーダーシップ

2024-08-07 01:26 pm

[JTBC=김연지 기자] 行動で見せたリーダーシップだからこそ輝かしい。

YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク総括プロデューサーが最近次々と行動に移してきたことが注目を集めている。グループBIGBANGのメンバーである歌手のG-DRAGON(本名クォン・ジヨン)が新しい所属事務所のギャラクシーコーポレーションで活動を続けている中、元所属事務所のYGエンターテインメントから活動名のG-DRAGON、GDなどに対する商標権を代価なしで譲渡された。

G-DRAGONの所属事務所ギャラクシーコーポレーション側は「ギャラクシーコーポレーションが『G-DRAGON』、『GD』などの商標権を持っている」とし、「YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク代表の厚意によって代価なしで譲渡された」と明らかにした。

G-DRAGONは2006年YGエンターテインメントからグループBIGBANGでデビューした。デビュー当時から本名のクォン・ジヨンの「ヨン(*韓国語で龍)」を英語の単語に変えて「G-DRAGON」という芸名で活動し、略して「GD」とも呼ばれていた。今回商標権を譲渡されたため、今後も制約なしで活動名が使える。

「代価なしで」商標権を譲渡したのは、芸能界では非常に稀なことである。専属契約期間を法的な問題なくきれいに満了したアーティストがグループ名または個人の活動名を使うことに関して元所属事務所から商標権などを理由に問題を提起されたことで活動名を変えるケースがこれまで多かった。アーティストとファンがこれまで一緒に過ごしてきた時間やこれまでの努力を認め、ヤン・ヒョンソク代表が大きな決断を下したと評価される理由だ。2NE1も同じだ。2NE1もYGとの契約満了後それぞれ別の事務所と専属契約を締結したが、2NE1時代に使っていた活動名を使い続けている。

ヤン・ヒョンソクのリーダーシップによる潔い決断のおかげで2NE1はデビュー15周年を迎えて改めて完全体で再結成する。10年7ヶ月ぶりに単独コンサートを開催するのである。最近ヤン・ヒョンソク氏はYGエンターテインメント(以下YG)の公式YouTubeで直接2NE1のカムバックニュースを伝えた。ヤン・ヒョンソク氏は「YGが初めてガールズグループを披露し、成功を収めたのが2NE1だった。2NE1のメンバーたちが15周年を記念してコンサートを開催したいと言ってきた」とし、「年内に公演の開催を目指して再会して楽しく話し合った。10月初旬ソウルを皮切りに11月末、12月に大阪・東京の会場を予約した」と、完全体2NE1のコンサートプランを発表した。2NE1のメンバーの中でYG所属が1人もいない中でメンバーたちがまたヤン・ヒョンソクに直接会って相談し、完全体コンサートを開催することが注目するポイントである。

突然の決定で国内外の会場の予約も厳しい状況だったが、最善を尽くして会場を調整したと言われている。メンバーたちの韓国でスタートを切りたいという意見まで反映し、公演のプランを作った。YGは「国内外を問わず、予約が取れる会場を調べたが、大規模な会場はすでに予約が終わっていた。オリンピックホールの予約が取れたのも運がよかった」とし、「国内でより多くの観客とご一緒できず残念な気持ちだが、完成度の高い公演でご期待に応え、今後より良い朗報をお伝えできるよう努力していくので、たくさん応援していただきたい」と述べた。

ヤン・ヒョンソクのリーダーシップは下半期も存在感を発揮し続けると見られる。YGは今年デビュー8周年を迎えたBLACKPINKの国内公式イベントも準備している。8月9日ソウル永登浦タイムスクエアで行われる「BLACKPINK WORLD TOUR[BORN PINK]IN CINEMAS」の制作発表会にBLACKPINKが完全体で出席する予定だ。いつにも増して超大型新人のデビューが相次ぐ今年デビューし、大衆の注目を見事集めたBABYMONSTERは世界へと活動の領域を広げていく。BABYMONSTERが様々な活動で2024年を代表する新人ガールズグループとして位置づけられるか関心が高まっている。

2024. 8. 7.