また動き出し始めたYGヤン・ヒョンソクの時計
[일간 스포츠=박세연 기자]「プロデューサー」ヤン・ヒョンソクの時計がまた動き出し始めた。
YGエンターテインメント(以下YG)のヤン・ヒョンソク総括プロデューサーは22日公式ブログで今年の下半期及び2025年YGの主要アーティストの活動プランを明らかにした。ヤン・ヒョンソクプロデューサーが公開した「YGアナウンスメント2NE1/2025 YGプラン」によると、今年の10月「長女」の2NE1の出撃を皮切りに「グローバルトップ」アーティストBLACKPINKに加え、AKMU、TREASURE、BABYMONSTER、さらには軍服務による活動休止期の終了を控えているWINNERまで所属アーティストの精力的な活躍が予告された。
今年正式デビューしたBABYMONSTERがデビュー当初から軌道に乗り、YGに復帰して精力的な活動を予告した2NE1、そして完全体BLACKPINKの活動ニュースは一気に話題になった。実際同日HYBE、SM、JYPなど、大手K-POP芸能事務所は株価が下落したが、YGの株価は上がり始め、1.56%上がった3万5800ウォンで取引終了した。
ハ・ジェグン評論家は「YGのプレゼンスが若干下がり始めた気がしたが、来年BLACKPINKのワールドツアーが本格的に始まるとまた回復するのではないかと思う」と分析した。
グループが解散し、メンバー個別に活動を行ってきた2NE1は今年デビュー15周年を迎えてヤン・ヒョンソク総括と再び手を携えて完全体コンサートを開催する。先日メンバー4人はソウル合井洞に位置するYGの新社屋でヤン・ヒョンソク総括と約8年ぶりに公式ミーティングを行った。「カムバック」に対するグローバルファンの念願が叶ったのか打ち合わせの後2NE1はコンサート開催を発表し、新プロジェクトの始まりを知らせた。
2NE1は今年の10月初旬ソウルコンサートを皮切りに日本の大阪、東京公演を始めとし、グローバル各地でツアーを展開していく計画だ。YGはヤン・ヒョンソク総括の決断と2NE1の強い意志が加わって完成されたプロジェクトだと説明する。
ヤン・ヒョンソク総括は「今回の公演はとてもスペシャルなものになるはずだ」とし、「2NE1と一緒に育ち、彼女たちの音楽を聴いてた世代が思い出を共有している。全スタッフと全力を挙げて最高のコンサートをお披露目したい」と自信を持って話した。
2NE1の15周年コンサートから始まるYGの活躍は2025年数多くのアーティストの精力的な活動によってさらに激しさを増していくと見られる。YGの所属アーティストのほとんどが一気にカムバック及びツアーの展開プランを持っていると知られている中、最も目立つのは断然BLACKPINKである。ヤン・ヒョンソク総括も2025年について「BLACKPINKのカムバックとワールドツアーが始まる年」だと公式的に発表した。
BLACKPINKは昨年末YGエンターテインメントと完全体活動契約を締結し、いわゆる「魔の7年」の壁を超えた。ソロ活動はそれぞれオード・アトリエ(JENNIE)、ブリス(JISOO)、ラウド(LISA)、ザ・ブラックレーベル(ROSÉ)で行っているが、BLACKPINKの完全体活動だけは元所属事務所のYGで行うというプランだった。
今年は各メンバーのソロ活動の基盤づくりに励み、来年にはBLACKPINKとしてもう一度世界を揺るがすという覚悟である。ビルボードチャートやオフィシャルチャートを始めとする数多くのグローバルミュージックチャートを席巻してきた彼女たちが完全体でまた披露するシナジーに期待が高まっている。特に前回のワールドツアーで何と150万人の観客動員という目を見張るような成果を出し、「ツアー型」アーティストとして認められ、今回新しいツアー発表だけで世界的に熱い注目を集めている。
このようなYGの動きは「世代交代」ではなく、「世代共存」という観点から望ましいと評価されている。BLACKPINKへの過剰な依存度やメンバーたちのソロ再契約失敗によって一時期危機だと言われたこともあるYGだが、そんな懸念を払拭する2025年の活動プランはかなり印象的だ。
正式デビューと共に「モンスター級」活躍を披露したBABYMONSTERはデビュー2年目の2025年にワールドツアーの開催を暫定的に確定した。今年の9月予定されているフルアルバムのカムバックプランの終了後には来年始まるワールドツアーの準備を本格的に始めると見られる。「実力がバイラル」と言われるくらい5世代最高の実力派アーティストとして認められている彼女たちは今年の8月日本で開催される「サマーソニック2024」にていわゆる「公演名家」というタイトルに相応しい圧倒的なライブパフォーマンスを披露するという覚悟だ。
アジアツアーで精力的に活躍してきたTREASUREも下半期には新アルバムでカムバックし、来年からはワールドツアーを展開する。YGの新人ボーイズグループの「ネクストモンスター(仮)」も来年出撃を控えており、5世代ボーイズグループ戦争に挑戦状を叩きつける。
このようなYGの世代共存の中心にはヤン・ヒョンソク総括がいるという点が注目を集めている。2NE1がまた復活してグローバルツアーを展開することにはヤン・ヒョンソク総括の意志がかかり影響し、BLACKPINKのワールドツアーをはじめとし、BABYMONSTERやTREASUREの活動などは短期的な成果に一喜一憂せず、最もYGらしく行動するというヤン総括の哲学があったからだと言われている。
音楽業界の関係筋は「ヤン・ヒョンソク総括のリーダーシップが本格的に発揮され始めたようだ。これまでYGの時計が指針、分針、秒針がバラバラになって動きているような気がしたが、もはやヤン総括のリーダーシップによってYGの世代共存という時計がしっかりと一つになって動き始めている」と述べた。
ただ、YGのこのような流れが今後も続くには新人アーティストの活躍が確実に担保されるべきだという指摘もある。ハ・ジェグン評論家は「BABYMONSTERは成功したが、これまでのグループに比べると多少物足りなさが感じられる部分は今後の課題であり、新人ボーイズグループもどのような姿で登場するのか注目すべき部分だ」と囁いた。
2024. 7. 23.