BABYMONSTER、YGっぽすぎる?結局「人気沸騰」、理由は「しっかりした基本」

2024-04-29 11:25 pm

[OSEN=최이정 기자] YGエンターテインメントの新人ガールズグループBABYMONSTERの人気が沸騰している。その人気の理由はシンプルだ。まさに基本テクニック(楽器や運動などをするとき最も基礎となるテクニック)である。K-POP市場でBABYMONSTERが徐々に大衆的な人気を集めている背景には話題のメンバーや華やかなパフォーマンスではない実力というものがある。そういうところがさらに興味を引くまさに怪物少女たちだ。

4月1日1stミニアルバム『BABYMONS7ER』(タイトル曲『SHEESH』)を発売したBABYMONSTERが最初から大きな反響を呼んだわけではなかった。韓国国内の代表的な音源配信サイトMelonで『SHEESH』は発売直後チャート100位圏内には入れなかった。しかし、29日基準Melon日刊チャートで3つも順位を上げ、日刊13位を記録した。

韓国だけでなく、グローバル的な人気も大きく上昇している。25日(現地時間)Spotifyによると、『SHEESH』はウィークリートップソングチャートで80位を占めた。3週連続チャートインに成功しただけでなく、月別リスナーが上昇を続け、900万人を突破した。

BABYMONSTERは新曲発売から音楽番組、バラエティ番組、YouTubeチャンネル、ラジオ番組などで様々な広報活動を展開したが、出演したメンバーたちが披露した姿の中で最も注目を集めているのは「ライブ」だった。Mnet『Mcountdown』、YouTubeチャンネル『it‘s Live』などで披露した音源とあまり差がない生ライブは現場を驚かせ、無伴奏ライブはまさに現場を圧倒してしまった。音色、発声、ラップ、舞台掌握力など、何一つ劣らない実力から見て「新人なのに実力で圧倒している」と言葉が全く過言ではないことが感じられる。

このような好評はBABYMONSTERが先日発表した曲『BATTER UP』にも影響を及ぼし、同曲は27日基準1億回以上再生された。昨年11月27日発表以来約5ヶ月で成し遂げた成果で、彼女たちの初の1億ストリーミング曲である。BABYMONSTERが圧倒的なライブ力を証明する様々な活動を展開したのが神の一手だったのだ。

YGのガールズグループだが、 プロデューサーTEDDYが手掛けていない初アーティストのBABYMONSTERの勝負手は結局基本だった。一つ一つ基本からしっかりしてヒップホップベースのYGならではのDNAを一貫して信じて発展させ、着実にメンバーたちの実力を伸ばしてきたのだ。「苦労して競争して実力を伸ばしてデビューしたグループならではのオリジナリティがある」、「ライブを見て鳥肌が立ったアーティストは久しぶり」などの声が続いている。

BABYMONSTERは最初から話題性で一気に人気を集めたわけではなく、大衆が実力を認めて5世代の注力となるというさらに意味のある成果を創り出した。イージーリスニングやチャレンジ向け音楽が流行っている時代にあまりにもYGっぽいと言われたこともあったが、結局このYGっぽさには基本に対するこだわりがあり、YGは基本が時代を問わない最もヒップなものであることを改めて証明した。

2024. 4. 29.