[★FOCUS]「現役軍人」G-DRAGONにとって2年間の空白は大きすぎる

2018-02-27 10:23 am

[스타뉴스=윤상근 기자] トップアイドルグループBIGBANGのリーダーG-DRAGON(30/クォン・ジヨン)が現役軍人になる。BIGBANGのメンバーの中で初の現役軍人だ。

G-DRAGONは27日午後、江原道鉄原に位置する3師団白骨部隊新兵教育所に入所する。G-DRAGONは同日所属事務所YGエンターテインメントの関係筋に見送られ、非公開で訓練所に向かう計画だ。国防部もYGの要請によってG-DRAGONの入所現場は取材陣に公開しないことに決めたと知られている。 

G-DRAGONは入隊2日前の25日、済州島西帰浦市の済州神話ワールドで開かれた「YGリパブリック済州神話ワールド店」グランドオープンイベントに参加し、「皆様にとって良き一年になりますように。(軍隊)行ってきます」と短く挨拶した。G-DRAGONはイベント終了後26日金浦国際空港でソウルに到着し、入隊前の最後の夜を過ごした。

G-DRAGONは自他ともに認めるK-POP No.1アーティストである。2001年自分の名前の頭文字をとった「G-DRAGON」という芸名で音楽業界に登場、その後練習生としてトレーニングを受け、2006年5人組のヒップホップアイドルグループBIGBANGの一員として本格的な活動を始めた。G-DRAGONはBIGBANGのリーダーとしてチームをリードし、『LIE』、『HARUHARU』、『LAST FAREWELL』、『A GOOD MAN』、『SUNSET GLOW』、『Number 1』、『BAD BOY』、『BANG BANG BANG』、『BAE BAE』、『LOSER』、『LET‘S NOT FALL IN LOVE』、『FXXK IT』、『FANTASTIC BABY』、『LAST DANCE』、『IF YOU』など数多くのヒット曲を発表し、K-POPを代表するアイドルとして成長した。 

また、G-DRAGONはソロアーティストとしても活動し、『This Love』、『Heart Breaker』、『CRAYON』、『ONE OF A KIND』、『GOOD BOY』、『Untitled』、『BULLSHIT』などを作り、自分の曲だけでなく、BIGBANGをはじめ、同僚ミュージシャンたちの曲にもフィーチャリングを行い、プロデュースに参加、作曲家としても素晴らしい成果を達成した。

G-DRAGONは早くからソロアーティストとして認知度を高め、存在感を示した。小さい頃SOLとYGファミリーの末子として合流、ラッパーとして実力を伸ばし、プロデュース力だけでなく、ミックステープ、音源、LP、CDなど一つのフォーマットにこだわらず、自分の音楽的な能力を様々な形で披露してきた。さらにG-DRAGONはUSBの形で制作した『KWON JI YONG』というアルバムで音楽市場に新しいメッセージを投げかけた。 

ファッショニスタとしてもG-DRAGONは他のアイドルと一線を画した。ミュージシャンとして上げた自分のプレゼンスを国内外の有力ファッションショーでも見せたのである。他の追随を許さないファッションセンスはアーティストとしての存在感をさらに高め、いつも堂々と自信に満ち溢れるG-DRAGONだった。

もちろん紆余曲折もあった。麻薬吸引の疑いで摘発され、複数のスタートとスキャンダルもあった。にもかかわらず、G-DRAGONは揺れなかった。ミュージシャンとして、ファッショニスタとして、ソロアーティストとして築いてきた業績はG-DRAGONをロングランさせた力だった。 

G-DRAGONの除隊日は2019年11月26日だ。約2年間G-DRAGONの活動を見ることはできない。たまに軍服姿のG-DRAGONを見ることはできるだろう。入隊時期はかなり遅れたが、堂々と現役として入隊したG-DRAGONの軍隊生活が期待される。

2018. 2. 27.