『Do the right thing』プロデューサー、「なぜ刑務所バラエティ番組なのか?」

2018-01-18 03:21 pm

[조이뉴스24=권혜림 기자] 韓国初の司法リアリティ番組『Do the right thing』の演出者たちが刑務所と改善指導の過程をテーマにしたバラエティ番組を制作する背景について明らかにした。

18日ソウル上岩洞JTBCで新バラエティ番組『Do the right thing(演出:チェ・ヨンジェ、キム・ミンジョン)の制作発表会が行われた。演出を務めるチェ・ヨンジェ、キム・ミンジョンプロデューサーとキャストのキム・ボソン、パク・ゴニョン、ドン・スパイク、YOO BYUNG JAE、JINU、クォン・ヒョンビンが出席した。

『Do the right thing』は罪を犯し、罰を受ける実際の過程を公開するコンセプトのバラエティ番組である。単純な刑務所体験ではなく、拘束から裁判、収監まで司法システムが動く一連の過程をリアルに映す韓国初の司法リアリティ番組である。同番組はYGエンターテインメントが制作する。演出はMBC『無限挑戦』のチェ・ヨンジェプロデューサーと『本物の男』のキム・ミンジョンプロデューサーが担当する。

MBCを離れて初めて新しい番組を披露するチェ・ヨンジェプロデューサーは「映画、ドラマではよく扱われるネタだが、バラエティ番組でどうして刑務所をネタにするのか疑問を感じる方も多かった」とし、「昨年大きな事件がいくつか発生し、ニュースで犯人が捕まる姿を何度も見たが、その後その犯人はどうなるのか知りたいと言う人が多かった。そして私もそのうちの一人だった」と述べた。

また、「その過程を思ったより多くの方が知らないことに気づき、リアルに映し出したいと思って始めたプロジェクトだった」とし、「刑務所の中で起きることを現場で直接見せるのがコンセプトだ。刑務所で撮影をするには法務部からの撮影協力が必要だが、それが一番大変な部分だった。夏頃提案し、慎重に検討していただき、許可をもらった。法務部の皆様に感謝している」と付け加えた。

同氏は「ほとんどの一般人は刑務所に行くこともないし、行ってはいけない」とし、「しかし、ある人は何度も出入りすることもある。刑務所は本当に行ってはいけないことで、その中で人間らしく生きていけない、だから罪を犯してはいけないということをこの番組で伝えたかった」と説明した。

キム・ミンジョンプロデューサーは「(出演する)芸能人は実際罪を犯してはいないが、罪を犯した人間に適用される全体的な司法システムの流れを視聴者の皆様にお見せし、自ら考える機会にしたいと思った」とし、「番組のタイトルそのものが企画意図だ。どうして善良に生きなければならないのか、視聴者の皆さんに考えていただきたい」と述べた。

『Do the right thing』は1月19日夜9時、初放送を皮切りに毎週金曜日に放送される。 

2018. 1. 18.