なぜ彼女たちがBLACKPINKなのか質問するのなら(インタビュー)
[뉴스1스타=김나희 기자] ガールグループBLACKPINKは強烈なカリスマを持っている。少なくともステージの上ではそうだ。今年の8月、音楽業界にデビューし、新人らしくないパフォーマンスでブラックホールのような魅力を発揮、一気に数多くのファンを虜にした不思議な魅力の持ち主だ。
しかし、実際会ったBLACKPINKは驚くほどシャイで純粋だった。本当に本人で間違いないのかと思ったくらいだった。そして可愛らしかった。最近発売された2ndシングル『SQUARE TWO』発売関連ラウンドインタビューは彼女たちがどうしてBLACKPINKなのかもう一度納得した瞬間だった。
「私たちに実際会うと多くの方が驚かれるんです。ステージの上での姿とはずいぶん違うので。やはり皆舞台じゃないところで話したりすることにあまり慣れてないからだと思います。皆もっとうまくしゃべれるように練習しようと思ってます。練習生時代に歌やダンスはたくさん練習しましたが、しゃべることはあまりなかったです。なので、皆性格もサバサバしていていたずらっぽいです」
リーダーのいないガールグループではあるが、中でも一番積極的に話していたJENNIEの説明だった。彼女の話を聞いているとBLACKPINKがこれから見せる元気な姿が楽しみに思われた。BLACKPINKはYGエンターテインメント(以下YG)所属のガールグループであることからさらにそう思われた。BLACKPINKの先輩であるBIGBANG、2NE1、WINNER、iKONは皆実力とセンスを併せ持つ実力派アイドルであるためだ。
しかし、彼女たちは先輩ほどうまくしゃべれるようなセンスはなくてもこれまでのYGの歴史を情熱的に継承している。デビュー直後連日新記録を立て、「モンスター新人」というあだ名までつけられた。しかし、残念ながらまだ本人たちはその熱い熱気をきちんと実感していないようだ。
「実は私たちはデビューをしても前とあまり変わりません。練習室と寮ばかりなので私たちもすごく気になります。YANG代表の許可がない限り練習室の他にはあまり出かけないです。家族も週末練習の前近くに来てもらってお昼を一緒に食べるくらいしか会ってません。その代り寮で私たち同士で楽しくやってます。ボードゲームとかカードゲームをよくやってます(笑)」
たまたま家族の話が出ると皆普通の女の子のように懐かしい気持ちを表した。それぞれタイとオーストラリアに家族がいるLISAとROSÉは「辛いときは家に帰りたいと思うこともある」、「家族い会いたい。たまに家に帰りたいと思うことがある」と本当の気持ちを述べた。しかし、すぐYGの練習室でお化けを見た話やお互いを褒めるなどおしゃべりを続けた。まるで可愛らしいピンク色のようにシャイな話し方で明るい雰囲気を作る彼女たちを見ると典型的な10代の少女のように思えた。
しかし、BLACKPINKは夢や未来に関する質問に対しては強い意志を示し、注目を集めた。そしていつも比べられる2NE1先輩については謙遜に答えたが、ライバルガールグループについては堂々として答えた。
「同じ会社あので2NE1先輩たちから影響を受けることは当然だと思います。これまで成し遂げたことが多くてそれについていこうと頑張っていますが、その一方でBLACKPINKならではの個性を見せられるきっかけになればと思います。練習のときいつも話しているのが『この世には数多くのガールグループが存在するが、私たちのベストを作ろう』ということです。他の先輩が良い成績を出していることを競争心よりは学ぼうという気持ちで見てるんです。私たちも私たちのやり方で頑張っているのであまり気にしないようにしています」
BLACKPINKは自分たちの差別化ポイントについても堂々と「舞台パフォーマンス」を挙げた。一般的に有名海外振付師からボーイズグループが習うややハードな振付けまでこなしたという理由からだ。それはBLACKPINKがデビューまで厳しいサバイバルを経験してきたからこそ持てた自信でもあった。
「私たちも番組には出ませんでしたが、それよりも激しいサバイバルを経験しました。デビューの話が出てけっこう時間が経ってるのでいつもサバイバルに臨んできました。それだけ練習をしたのだがらパフォーマンスをお見せして皆さんに喜んで頂きたかったです。私たちも数年間やってきたことがあるのでそれを見ると『皆様がポジティブに考えてくださるのではないか』と思ったんです。
「練習生時代一番多く褒められたことがダンスです。ダンスで素晴らしいパフォーナンスをお披露目したいし、BLACKPINKのことをたくさん知らせたいです。まだグループのことやメンバーより曲がもっと知られているからです。完璧な姿だけお見せしようと思ってるのですスピードは遅いのですが、これから少しずつ私たちの魅力をお見せできると思います。皆さんに感動を与えられる公演をすることが大事だと思います」
同日、時にはBLACKのようなカリスマを、時にはPINKのような可愛らしさを見せたBLACKPINK。この相反する妙な調和がBLACKPINKの最も大きな魅力だと思われる頃、彼女たちにこれからの長期的・短期的な夢について質問してみた。
「私たちはどんな賞や順位より私たちがどんな曲を出しても皆さんに聞いて頂けるガールグループになりたいです。短期的には今回ダンスの練習もたくさんしたので私たちのパフォーマンスを楽しんで頂きたいです。長期的には私たちの曲でコンサートやワールドツアーをしてみたいです」
一方、BLACKPINKの『SQUARE TWO』にはダブルタイトル曲である『PLAYING WITH FIRE』と『STAY』、そして『WHISTLE』アコースティックバージョンなど合計3曲が収録された。BLACKPINKはしばらく音楽番組だけでなく、バラエティにも出演し、多様な形でファンに会う予定だ。
2016. 11. 13.