カン・ソンフン「Sechs Kiesカムバック、ただ『無限挑戦』の影響かと?」(インタビュー)

[스포츠투데이=김은애 기자] Sechs Kiesは1997年『学園別曲』、『ポムセンポムサ』でデビュー直後大きなファンダムを作った。それから 『カップル』、『君を手放して』などのヒット曲で最高の人気を誇ったが、2000年チーム解散の道を選び、ファンを悲しませた。
その後メンバーそれぞれの人生を歩んできたSechs Kiesは最近MBC『無限挑戦-土土歌2』のゲリラコンサートで再会した。16年という時間が経ったにも関わらず、完全体6人はキレの良い群舞とパワフルなライブを披露し、その実力を見せつけた。
このようなSechs Kiesの再結合は芸能界を熱く盛り上げた。Sechs Kiesの代表曲『カップル』が音源チャートの上位圏に再進入した一方、各種テレビ番組への出演要請が殺到した。特にSechs KiesはYGエンターテインメントと専属契約を締結し、カムバックを公式化したことでファンを熱狂させた。それを受け、Sechs KiesのライバルだったH.O.Tの再結合についても関心が高まっている。
まさにSechs Kiesがレトロブームに火をつけたと言っても過言ではない。であれば、Sechs Kiesはいかにして「再結合」という大きな決心に至ったのか。カン・ソンフンは最近スポーツトゥデイの編集局で『無限挑戦』からSechs Kiesのカムバックに対するビハインドストーリーを包み隠さず明らかにした。
– Sechs Kies活動が懐かしかったのか。
▲ とても懐かしかった。たまにSechs Kiesのコンサートなどいろんな映像を見たりした。特に『無限挑戦』を準備する過程でさらに熱心に見た。記憶に残ってもいない映像を見ながら泣いたこともある。胸がとても熱くなった。
–当時のSechs Kiesというグループについて自評するとすれば?
▲ さあ、自分で評価することは難しい。しかし、とてもインパクトはあったと思う。瞬く間だったが、そのインパクトが数年間は残っていた。一世を風靡したと言えるのではないか(笑)。

–『無限挑戦』土土歌1放送当時からSechs Kiesの再結合を応援する声が高かった。
▲ 私自身も『無限挑戦』土土歌1を見ながら残念だった。なので、今回出演当初から精一杯頑張って自分自身が満足できるような結果を出したかった。実は2014年からメンバー同士でSechs Kiesの再結合を前向きに考えていた。ただ『無限挑戦』の影響を受けたからではない。
– 最近Sechs KiesがYGエンターテインメントと専属契約を締結したが、特別な理由があるのか。
▲ まずは流れが自然だったからだ。YANG代表は私たち皆にとって家族同然の存在だ。また、メンバー全員YANG代表のことが好きで、憧れてきた。同じ時代を生きた者同士として共有できる部分がある。YANG代表からも「あの時のことを思い出しながら、君たちが当時達成できなかった目標や夢があるのであれば、一緒に分かち合おう。君たちには成功してほしい」と言われた。また、私たちと単にビジネスをしたいということよりYGファミリーという言葉があるように本当の家族のように接して頂いて嬉しかった。
– Sechs KiesがYGの所属歌手と同じ専属契約を結んだ。BIGBANGと同じ形の破格の待遇だと聞いたが…。
▲実は破格の待遇というよりはその分YANG代表が私たちのことを尊重してくれたと言える。一方では「君たちに別に物質的な利益を望んでいるわけではない」という本音が垣間見えた。私たちを単なるビジネス相手だと見なしていたのであればYGエンターテインメントと契約を締結しなかったかもしれない。アーティストの立場で考えてくれただけでなく、本当に良き兄貴のようだった。そのため、私たちも良き弟のような存在でいたいと思う。
– Sechs Kies解散当時メンバー不仲説もあったが…。
▲ それは事実無根だ。不仲説は推測による噂に過ぎなかった。むしろ他のグループよりずっと仲が良かった。解散して自然に遠くなったが、活動当時にはとても仲が良かった。
– メンバーたちに16年ぶりに再会したときどうだったのか。
▲ 多少は気まずいと思っていたが、まるで昨日会ったかのような感じだった。私たちは過去3年間ほぼ毎日一緒だった。飽きてしまうくらい一緒だったので切っても切れない家族のような感じだ。

– もともと計画していた『無限挑戦』ゲリラコンサートが中止となった。当時の心境は?
▲ ものすごく心配だった。悔しいよりは「じゃ、これからどうなるの?」って思って頭の中が真っ白だった。もう一度解散すればいいのかと冗談めいたことを言ったりもした。
– ハナマナ(*=意味のない)公演へと計画が変更された。最初サービスエリアに着いたときは相当戸惑ったと思うが。
▲ さすがにサービスエリアでは戸惑った。一般人としてはよく行ってたところだが、芸能人としてそこに立っているのは変な感じだった。しかし、それでも幸せだった。メンバーたちと一緒にいられるだけでも嬉しかった。
– 幸い最後のハナマナ公演でゲリラコンサートにたどり着いだ。予想していたのか。
▲ 本当に知らなかった。当日の朝、『無限挑戦』のスタッフに携帯を取られた。個人的な連絡はまったくとれず、記事も読めなかった。
– メンバー全員たくさん泣いたが…。
▲ 実は涙を堪えようと努力した。公演当日メインボーカルとして多くのパートを歌いこなさなければならなかった。16年ぶりのカムバックステージであるだけに良いライブを披露したかった。涙がこぼれ「これから歌わなきゃならないのにどうしよう」と心配になった。泣いてしまうと声が裏返ってしまい、コンディションにも支障が出る。それを分かっていたので必死にこらえた。一度泣いてしまうともう自分でもコントロールできなくだろうと思った。本当は客席に駆けつけて大泣きしたかった(笑)。長い間待ち続けてきた瞬間だった。

– 少女だったファンが子どもを連れて来たのをみてびっくりしたのではないか。
▲ ファンが子どもを抱っこしているのを見てびっくりした。時間の流れを認めたくなかった(笑)。自分がこんなに年とったのかと思って現実から逃げたかった。
– 久しぶりの舞台だった。時間が経った分体力的にも大変ではなかったのか。
▲ もちろん大変だった。練習のとき確かに以前とは体力がまったく違うことに気づいた。しかし、公演当日はファンの皆様と一緒だったので自然にエネルギーが沸いてきた。
– Sechs Kiesの再結合以来H.O.Tにも大きな注目が集まっている。もう一度両グループが一緒に活動するとなると?
▲ 心からそうなればと思う。不可能だと思いたくはない。Sechs Kiesの応援グッズである黄色い風船とH.O.Tの白い風船が一緒になる姿をもう一度見てみたい。最近皆で同じステージの上に上がり、お互い肩を抱き、明るく笑っている姿をよく想像する。たぶん泣いてしまうと思う。いつになるのかは分からないが、その日がいつかはやってくると信じている。
2016. 5. 24.