BIGBANG「恵まれた10年」…ファンといっしょになって歌ったワールドツアーが終了
[연합뉴스=이은정 기자] これまでの10年間のようにグループBIGBANGとファンクラブVIPのぴったりの呼吸は変わりなかった。
コンサートに先立って、BIGBANGのミュージックビデオを背景に場内のファンは、いっしょに歌いながら雰囲気を作り、コンサート中の全曲を歌い出した。 そのうちの何曲は応援フレーズを入れたり、曲の導入部が流れただけでも大きい歓声を上げるとともに王冠の形をしている黄色い夜光棒を振った。
BIGBANGのSOLは「デビューして10年も過ぎているのに、まだまだ輝くことができるということを皆さんに証明していただいた。私たち5人は本当に恵まれた男だ」とコメントして感謝を伝えた。
DーLITEも「この10年間、新人アイドルのラッシュが続いていたのに、ただただ前に向かって走り続け競走馬のようにBIGBANGだけを見てくれたファンの皆さんに心から感謝している」と述べた。
BIGBANGは、6日夕方、ソウル市松坡区芳荑洞オリンピック公園体操競技場でワールドツアー「 MADE」のソウルアンコールコンサートを開いた。このコンサートは、去年4月のソウルコンサートを皮切りに行われたBIGBANGのワールドツアーのファイナル舞台だった。BIGBANGは、この1年間続いたツアーを通じて13カ国32都市で計66回のコンサートを開き、約150万人の観客を動員した。
この日の舞台は、フィナーレコンサートなだけに、客席の3階端はもちろん、ステージの左右の視野制限席まで空きは見られなかった。1万3千人で埋め尽くされた場内は、ファンの歓声と黄色い夜光棒の波で染められた。
チケットを手に入れられなかった海外のファンは、コンサート場外に集まって携帯電話でNAVERのVアプリ生中継を見ながら楽しんだ。この日のコンサートは、中国のポータルサイトのテンセント(騰迅)を通じて現地でも生中継された。
休みをもらってコンサートきたある中国の女性ファンは、「北京コンサートの時も行ったけど、フィナーレコンサートだから見たかった。中に入れなくても、メンバーの近くにいるだけでも嬉しい」と話した。
ヒジャブをかぶった一群れのアラブ圏の女性ファンも「BIGBANGは最高だ」と笑顔で話した。
バイクの轟音とともにステージに登場したBIGBANGは、『BANG BANG BANG』でスタートを切って、数々のヒット曲を披露した。そのうち、『LOSER』『BAE BAE』『SOBER』など、去年5~8月の間、毎月発表したシングルヒット曲の反響は、いつの舞台より大きかった。
10年間実力を磨いてきたBIGBANGのメンバーは、ライブバンドの演奏に合わせてプロらしく舞台を支配した。振り付け、コメント、ジェスチャーの一つまでファンが期待しているポイントを明確に分かっているかのように自然で余裕が感じられた。メンバー別の舞台では、ソロ、デュエットのヒット曲を歌うなど、それぞれの個性を披露した。
まるで映画のような映像とレーザーショー、火花などの特殊効果は、舞台をよりファンタスティックに仕上げた。このツアーには国際的照明プロダクションデザイナーのロイ・ベネット、ビヨンセのビデオグラファーとして活躍しているエド・バークなどが参加した。
特に計48トンの鉄製トラスを利用してスタンディング席の観客の頭上を通る「ヌードステージ」は、見所の一つだった。
BIGBANGは、同日ワールドツアーを終えた感想とともに、韓国ファンに対する愛情を重ねて伝えた。
TOPは、「1年の半分を慣れないホテルで過ごしたので寂しい時もあったが、新しいことを感じて、色んなものを発見したツアーだった」とコメントした。
DーLITEは「韓国に来たらファンの皆さんがいっしょに歌ってくれたので『帰ってきたな』と思ったし、心を休めるところを見つけた感じだ」と感想を述べた。
GーDRAGONは「ツアー中に忘れかけていたが、韓国女性は美しい。ドキドキしちゃうし、アピールしたくなる」といって熱い反応を呼んだ。
また、BIGBANGはサプライズでデビュー10周年記念コンサートの計画を発表した。
メンバーは「今年の夏、韓国で10周年記念コンサートをする。風の吹く広いところで長い時間公演するフェスティバル形式に作り上げる予定だ」と明らかにした。
場内のファンは、コンサートの終わりに「BIGBANGは私のEVERYTHING」というフラカードを持ち上げ、BIGBANGの心に答えた。
4日から3日間のコンサートでは、計3万9千人の観客を動員した。合計64のBIGBANGのサポーターズから20トンのお米とラーメン1万54個、練炭4千250枚、飼料120kgが送られており、所属事務所はこれを慈善団体に寄付する予定だ。
2016. 3. 6.