「YGのアイドル」iKON、早くから10年後が気になる(インタビュー)

2015-11-17 09:10 am
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[엑스포츠뉴스=정희서 기자] 新人グループiKONは白い画用紙のようなイメージがある。『MYTYPE』のように甘いラブソングを歌いながらも、すぐ『RHYTHM TA』でカリスマを発散する。一つのジャンルと色で定義されたくないというiKONは、第2のBIGBANG、YGのアイドルというタイトルを破るため今日も休むことなく努力している。

iKONは今年9月15日にウォームアップシングル『MY TYPE』、10月1日にハーフアルバム『WELCOME BACK』で華麗なるデビューを果たした。音源チャートをオールキールしたほか、音楽番組での1位に続き「2015 MelOnミュージック・アワード」で新人賞も受賞し、その名のとおり「2015怪物新人」であることを証明した。

iKONは16日午後、ソウルマポ区ソギョ洞にあるカフェでダブルデジタルシングル『APOLOGY』と『ANTHEM』の発売記念インタビューを行った。

B.IはiKONに対する関心について「たくさんの方々に応援していただき感謝している。これから音楽で応えたい。カムバックというか、まだデビューアルバムの全てを発表していない。デビューする気持ちで準備している」と話した。

iKONはこの日、ダブルデジタルシングル『APOLOGY』と『ANTHEM』を発売しチャートを掌握した。B.IとBOBBYのユニット曲であり精通ヒップホップ曲である『ANTHEM』で強烈なラップを、タイトル曲である『ANTHEM』を通じては感性を刺激する甘いR&Bを披露し、2つの魅力を同時にアピールした。

まだ、デビュープランが終わっていないアイドルとしてユニットは異例のことだった。B.Iは「前からラップ曲を作って聴かせたかった。TEDDYさんと作業したが、相性がよくて早く完成したと思う。覇気あって若いからできる曲だと思う」と話した。BOBBYは「男らしいコンセプトが好きで、日ごろよりは強いラップをしたと思う。コンセプト自体が強くラフなイメージを入れたかった」と曲のポイントを説明した。

iKONが発売した3つのタイトル曲を通じて様々なジャンルを歌いこなせるグループであることを強調した。ただ音楽が好きで集まったメンバーたちであるが、それぞれの個性があるだけに、最も好きな曲もそれぞれ異なった。B.Iは「『MYTYPE』は長男みたいな曲だ。『RHYTHM TA』は曲の雰囲気がまずiKONらしく、差別化できる曲だと思う」と話した。

KIM JINHWANは「ダンスを踊ってパフォーマンスを見せるグループであるため、『RHYTHM TA』が僕たちを最もかっこよく見せてくれる曲だと思う」と話し、BOBBYは「『ANTHEM』が最も似合う曲であるが、一番好きな曲は『APOLOGY』だ。チーム曲として最も相応しいと思う。特に、ボーカルラインが際立つ曲だ」とメンバーたちとのハーモニーについて言及した。

当初、iKONは9月15日にウォームアップシングル『MY TYPE』の公開に続き10月1日にデビューハーフアルバム、11月2日にデビューフルアルバムを発表する予定だった。しかし、YGは11月16日にデジタルシングルの2曲を、12月14日にフルアルバムを公開すると発表しファンの気をもませた。メンバーたちは残念に思うかと思ったら、むしろそのような決定に喜んだという。

B.Iは「もっといい曲でクオリティーの高いデビューを果たすためには、そのほうがいいと思った。外形的なスタイルと音楽ともに成熟したイメージを見せることができると思った」と満足感を示した。

KIM DONGHYUKは「デビューの準備をする過程でみんな大変で苦労した。サバイバルをする期間が、YGにいた時間の中で最も大変だった。歌を歌うためにファンの前に立つとき、ステージ立っているときが嬉しい。一緒にいたい人々とステージに立っている今が好きだ」と話した。

iKONは来月発売されるふるアルバムについても言葉を慎んだ。アルバムが発売される日までいい曲があればいつでも修正可能だというYGの鉄則があるためだ。

B.Iはフルアルバムの大枠について、「僕たちも、社長も、今曲を持っていてももっといい曲が出る可能性があると考えている。発表する前までは繰り返し変わると思う。今回も様々なイメージや色を盛り込んでみたい」と付け加えた。

iKONが目指しているのも、先輩BIGBANGの後を次いで「アーティスト」に生まれ変わることだ。まだデビュー3ヶ月の新人グループだが、目標は「グラミーアワード」のステージに立つこと。音楽に対するiKONの真摯な姿勢を見た人ならば決してせせら笑えない。平均年齢19歳の7人組みのiKONは「感動を与える音楽」を通じてヒントを得たと明かした。

「iKONといえば「彼らの音楽いいよ」という言葉が真っ先に聞きたい。何でも練習で決まると思う。音楽を作るとき、新しいイメージを入れるために研究し、それをまた人々に気持ちよく受け入れてもらえば「アーティスト」というタイトルに近くなると思う。まだ幼いというイメージが強いが、経験を重ねれば私たちはきっと変わると思う。努力次第だが、カッコいい人々になりたい」(B.I)

2015. 11. 17.