[一夜の新曲]BIGBANGのラマンチックVS破格的コンセプト、正反対の弾けそうなエネルギー
[OSEN=최나영 기자] 驚くほど違うBIGBANGだ。
BIGBANGが5日0時、ニューシングル『E』を発表した。今回8月のシングルには新曲『LET‘S NOT FALL IN LOVE』とユニットGD&T.O.Pが5年ぶりに発表するカムバック曲『ZUTTER』が収録された。正反対の感性や個性を持つ2曲は「BIGBANGだからこそできること」であると同時に、BIGBANGというグループが持つ広いスペクトラムを見せてくれる。
◈ LET’S NOT FALL IN LOVE -悲しいほど美しい青春
『LET’S NOT FALL IN LOVE 』は情緒的なメロディーに5人のメンバーの多様なボーカルが溶け込んだ曲で、青い感性に心ときめく。しかし、そんな青い美しさの影には悲しい感性がかすかに存在する。恋の末を「LET’S NOT FALL IN LOVE」と叫ぶ歌詞が、逆に純粋な恋への渇望を意味しているようだ。
「まだ分からない。実はちょっと怖い。ごめん。約束するのはやめよう。明日どうなるか分からないから。でも、この言葉だけは嘘じゃない。君が好きだよ。何も聞かないで。答えられないから。今こんなに幸せなのにどうして。僕を縛らないで。ただもう少しこのままでいよう。ますます心が痛むのになぜ。幾度の出会いの後は別れ、繰り返される失恋、これ以上の意味は見出せない。愚かな未練。愛の仮面をかぶったmistake。感じる感情は似ている。でもこの瞬間だけは。I want you to stay。僕達恋に落ちるのはやめよう」
公開されたミュージックビデオの中のメンバーらはかすかな色感の映像で青い青春を表現する。まるで、一編の青春ドラマのように爽やかで、見る人をときめかせる。メンバーらが雨にびしょびしょ濡れるシーンのように全体的に見る人の感性を揺さぶる。終わったようで終わっていない曲の最後が強い余韻を残す。
それに先立ち、BIGBANGメンバーらは新曲公開前の4日、トップスターの個人チャンネル「V」アプリを通じて世界中のファンの前に立った。SOLは『LET‘S NOT FALL IN LOVE』について「タイトル通り恋に落ちるのをやめようという内容だ。結末を知るから、ある程度愛して別れるのを知るから。深く恋に落ちるのをやめようという内容だ」と説明した。また、BIGBANGは今回のミュージックビデオについて「キラキラしたミュージックビデオを撮ったことがなかったが、今回キラキラにしたMVを撮った」と話した。
◈ 『ZUTTER』-タフでスタイリッシュなG‐DRA「GONI(ゴニ)」と「デギル」
もう一つの曲『ZUTTER』は「タチャ‐G‐DRA「GONI(ゴニ)」と「デギル」の合作」で、ラッパーの爆発的なエネルギーが印象的だ。
『ZUTTER』は、G‐DRAGONとT.O.Pが5年ぶりに意気投合し初心に戻って作った精通ヒップポップ曲。2人は2010年12月に1stフルアルバムを出し『HIGH HIGH』で大きな人気を集めたため、約5年ぶりに発表する新曲を通じてどんな活躍をするかファンから期待を集めた。YGを代表するプロデューサーのTEDDYやG‐DRAGON、そしてT.O.Pが参加し、編曲はTEDDYが参加した。
T.O.PとG‐DRAGON独特のフロウとビート感溢れるラップが耳を惹きつける。G‐DRAGONの巧みできれいな発音とT.O.Pの中低音のカリスマ音色が際立つラッピングが調和を成す。「チョロ(ZUTTER)」を繰り返すライムや、「タチャG‐DRA「GONI(ゴニ)」と「デギリ」の合作」といった歌詞が面白い。
「今夜俺たちfreaky freakyするyea。Baby give me some give me give me some yea。君と俺、ふたりビリビリするyea。Can U give me some give me give me some yea。この歌いけてる、俺のラップいけてる、俺のスタイルいけてる、俺はいけてる。足を揺らす、金を稼ぐ、空を歩く…退屈なラップには容赦なく悪態を吐く。俺は有名税も会社の蜜も、吸う必要がない…君の減らず口を歓迎する入学式、お前はいつも口だけ達者、金が多すぎる?俺の通帳はビリヤード台、球(0)が多すぎる…これはまるで「タチャG-DRA「GONI(ゴニ)」と「デギル」の合作、笑ってみてよ、にっこり、俺たちは「タチャ。G-DRA「GONI(ゴニ)」とデギルの合作。銃弾込めてバンバンバン…」
ともに公開されたミュージックビデオは一本の犯罪映画又はロードムービーのようで、歌詞のようにT.O.Pが主演を演じた『タチャ‐神の手』を連想させる。映画のようにMVでも多くのカメオが登場するが、その中には最近YGに所属したタレント権放送作家ユ・ビョンジェも含まれおり面白みを増す。T.O.Pが自身のSNSに投稿し話題を集めた「豚」イメージはMVのネタバレ写真であることが分かった。
BIGBANGは今年5月から『MADE』アルバムプロジェクトを始め、好評を得ている。5月には『MADE』アルバムの1stシングル『M』を公開、『LOSER』や『BAE BAE』の2曲で、各種オンライン音源チャートはもちろん音楽番組で1位を独占し好調なスタートを切った。6月には2ndシングル『A』を通じて『BANG BANG BANG』や『WE LIKE 2 PARTY』を公開し、同じく各種音源チャートを総なめにし底力を見せた。7月には3番目のシングル『D』の収録曲『IF YOU』と『SOBER』を発表し、切ない感性と清涼感溢れる正反対の雰囲気の曲で夏を攻略した。
2015. 8. 5.