ソウル市立美術館長、「G-DRAGONとのコラボ、実験であり負担でもあった」
[마이데일리 = 전원 기자] 男性グループBIGBANGのG-DRAGONが展示会開催を発表した中、ソウル市立博物館のキム・ホンヒ館長がその意味について強調した。
ソウル市西小門洞のソウル市立美術館でG-DRAGONの展示会『PEACEMINUSONE:Beyond the Stage』の記者懇談会が行われた。
同日、キム・ホンヒ館長は「G-DRAGONとのコラボは実験であり、負担でもあった。このような挑戦はリスクを伴うものだが、チャレンジしないと変化は作れない」と述べた。また、現代美術の裾野拡大に対する期待も付け加えた。
また、「G-DRAGONの音楽的な哲学を視覚的に可視化し、新しい前例を作った。G-DRAGONを通じて多数の若い新規観客を囲い込めると分析している」と説明した。
それについてG-DRAGONは、「これまで音楽で様々なアーティストとコラボし、お互い持ってないものを共有しながら相乗効果を出すというケースが多かった。今回を機に現代美術をされている芸術家の方々と協業し、現代美術と音楽を網羅する展示会を開いてみたかった」と明らかにした。
一方、展示名『PEACEMINUSONE』は、G-DRAGONが知覚・想像している世界のもう一つの名前であり、理想である平和(PEACE)な世界を目指しているが、欠如(MINUS)されている現実世界で理想と現実の交差点(ONE)を見せるという意味を盛り込んでいる。
G-DRAGONと作家たちの芸術的交感から生まれた設置・彫刻・写真・ペインティング作品はをはじめ、G-DRAGONが個人的に保有している作品に至るまで合計200作が公開される今回の展示会は、ソウルから中国上海、シンガポールなど海外ツアーを展開、世界の観客にも紹介される。
2015. 6. 8.