[2014歌謡決算‐②YG]WINNERからSOLまで「天上天下YG独尊」
[스포츠투데이 서현진 기자] YGエンターテイメント(以下、YG)の疾走にブレーキがかからない1年だった。楽童ミュージシャンをはじめSOL、WINNER、EPIK HIGH、HI SUHYUN、GD X TAEYANGなどが相次いで出撃、単にYGの成功だけでなく彼らの登場は2014年の音楽業界を豊かなものにした。また、従来のYGならではのヒップホップな感じにとどまらず、感性的なバラードや新鮮で多彩なジャンルで幅広い人気を集めた。
まず、今年2月にフルアルバム『CRUSH』を発表した2NE1がタイトル曲『COME BACK HOME』で10の音楽配信サイトのリアルタイムチャートを総なめにした。特に、この時期は少女時代の『Mr.Mr』との対決が避けられなかったのだが、『COME BACK HOME』が少女時代をおさえ音楽配信チャートを占領した。
★SOL『Eyes、Nose、Lips』-振付けなくても華麗な「ボーカルパワー」
SOLは今年『Eyes、Nose、Lips』でソロ歌手としての底力を見せた。今年6月、初のフルアルバム『Solar』以来4年ぶりにソロのフルアルバムをリリースしたSOLは、長い間アルバム作業に力を入れてきた。これまでパワフルなパフォーマンスで実力を披露したとすれば、今回のアルバムでは彼のボーカリストとしての実力を見せ、音楽への気持ちを表した。カムバックと同時にMnet「M COUNTDOWN」で1位を占めた彼はSBS「人気歌謡」でトリプルクラウンを、「2014 MAMA」で大賞のうち一つである「今年の歌」賞を受賞、ソロボーカリストとしての活躍を認められた。
★「怪物新人」WINNER、一気にトップアイドル
WINNERは、今年8月1stフルアルバム『2014 S/S』を公開、タイトル曲の『empty』で韓国の音楽配信サイトのリアルタイム・日間・週間チャートのトップを占め、デビューアルバムとしては過去に類を見ない「チャート上位独占」を記録、華麗にデビューを果たした。
8月17日にSBSの「人気歌謡」で初のフルアルバム『2014 S/S』のダブルタイトル曲である『empty』と『Color Ring』でデビュー舞台に立ってから、たったの5日でMnet「M COUNTDOWN」の1位に輝いたWINNER。歴代の新人の中で最短記録で1位を占めた。人気を実感する間もなく、その翌日KBS2「ミュージックバンクで」1位のトロフィーを手にした。彼らはデビュー1週間で3つの1位トロフィーを獲得するといった異例の人気を博した。またWINNERは「2014 MAMA」授賞式で新人賞を受賞、今年1年怪物新人と思えるほどの存在感を見せた。
★EPIK HIGHは健在、そして再び飛翔
数多くのスランプを克服してきたグループEPIK HIGHがデビュー11年目の今年「トップレベルのヒップホップグループ」としての波及力を改めて見せ付けた。EPIK HIGHの8thフルアルバム『SHOEBOX』全曲は音楽配信サイトの上位を席巻し、タイトル曲『HAPPEN ENDING』と『SPOILER』は最長期間チャートの首位を占めるといった記録を樹立した。『BORN HATER』もR19の音源であるにも、現在まで音楽配信チャートで人気を博している。彼らへのファンの思いは5年ぶりに開催されたEPIK HIGHの単独コンサートでも表われた。従来計画されていたコンサートがオープンと同時に売り切れになり、ファンの要請に沿って2回の追加公演を決定、全てのエネルギーを発散した。
★GD X TAEYANG、レベルが違うコラボレーション
G-DRAGONとSOLのサプライズデュエット活動は、BIGBANGのカムバックを待っていたファンを喜ばせた。13歳の時YGの練習生として出会い、14年間一緒に過ごしてきたG-DRAGONとSOLは、BIGBANGの活動以外にもお互いのソロアルバムに参加し音楽面において共に成長してきた。疑う余地のないほど完璧なパフォーマンスとBIGBANGの時とはまた異なる音楽スタイルを披露したGD X TAEYANGの『GOOD BOY』は、大きな関心を集め、人気を博した。米国のビルボードによると、同曲は米国と全世界で最も多く見たK-POPミュージックビデオ1位を記録したという。また、番組出演をしたかったにも「人気歌謡」1位を獲得するといった底力を見せ、韓国内外で関心を集めた。
この他にもソウルボーカルイ・ハイと爽やかなボイスを持つ楽童ミュージシャンのイ・スヒョンが「HI SUHYUN」として活動、それぞれの魅力をバランスよく披露した。また、EPIK HIGHの『HAPPEN ENDING』フィーチャーリングをサポートするために舞台に立ったMINZY、イ・ハイ、イ・スヒョンなどYG所属アーティスト間のコラボ活動も活発だった。これで、彼らが従来持っていたカラーだけでなく、また一味違う感じを与え見所満載の舞台演出となった。これらを通じて韓国の3代芸能プロダクション(YG-JYP-SM)との競争でも一歩先を行っているだけでなく、音楽業界全般的にYGアーティストに集中する傾向が非常に高かった。
2015年には、国際歌手PSYの新曲『DADDY』がリリースされる予定だ。また、BIGBANGのカムバックにBOBBY&B.Iを筆頭にした新しいボーイズグループiKON、2NE1の名声を受け継ぐ新人ガールズグループのデビューへの期待も高まっており、「天上天下YG独尊」の長期化を予告している。
2014. 12. 24.