楽童ミュージシャン、オーディション番組出身「国民兄妹」の成功ストーリー
[OSEN=선미경 기자] デビューして間もない兄妹グループ楽童ミュージシャンがオーディションスターを超え、人気「K-POPスター」へと成長した。
昨年SBS「日曜日が好き-K-POPスターシーズン2」でギターを肩にかけ、飾り気のない表情で『足組むな』を歌っていた楽童ミュージシャンが、韓国の音楽業界を魅了した。音楽配信チャートを総なめにしただけでなく、タイトル曲『200%』のミュージックビデオは公開4日で再生回数が130万回となった。新人歌手としては驚くべき成果である。
楽童ミュージシャンは4月7日正午にデビューアルバム『PLAY』をリリースし、本格的な活動に入った。リリースしてから2時間で韓国の大手音楽配信サイトであるMelOnをはじめ、Mnet、Bugs、Soribadaなど10の音楽配信サイトのリアルタイムチャートで首位を占めた。彼らより先にカムバックした伝説的な先輩らと、錚々たるガールズグループを追い越した順位である。
それだけでなく、10日午前までもMelOn、Genie、Olleh Music、NAVER Music、Daum Musicのリアルタイムチャート1位を占めており、チャートの上位を楽童ミュージシャンの緑色(アルバムの表紙)で染めた。
今回のアルバムは全曲がメンバーのイ・チャンヒョクの自作曲で構成されており、一層その意味が大きい。既に「K-POPスター2」で『足組むな』『魅力的』『ラーメンなのか』『Crescendo』などの自作曲舞台を披露しその実力を認められただけに、デビューアルバムを埋め尽くした曲も、明るく斬新だという評価が多い。
YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク代表プロデューサーは、正式デビュー前から楽童ミュージシャンに対する自信感を表した。彼は、楽童ミュージシャンのデビュー日を発表しながら「楽童ミュージシャンの1stフルアルバムほどタイトル曲選びで悩んだことはありませんでした。楽童ミュージシャンならではの魅力と新鮮さが11曲の新曲によく溶け込んでいるからなのですが、これまで韓国の音楽業界では簡単に触れることのできなかったテーマを全く異なる見方で解いていく彼らの奇抜な歌詞には『驚き』のほかに表現し得る言葉が見つかりませんでした」と述べた。
ヤン・ヒョンソクはアルバムリリース前に、大衆を対象に聴音会を開催し、楽童ミュージシャンに自信があることを表現した。4月5日にソウル城東区(ソンドング)にあるソウルの森で行われた楽童ミュージシャンの聴音会には、悪天候にもかかわらずおよそ5000人の観客が参加した。携帯電話での録音や動画撮影も阻止せず、歌詞集まで配りながら楽堂ミュージシャンの音楽に対する信頼感を表した。
初めて楽童ミュージシャンの音楽を聴いたファンの反応は熱かった。聴音会直後にはポータルサイトのメインを飾り、リアルタイム検索ワードの上位にランクし、オンライン上で聴音会の動画が瞬く間に広がった。楽童ミュージシャンへのファンの関心が高いことが証明されたといえよう。このようにヤン・ヒョンソクの自信とファンの関心が集まり、楽童ミュージシャンをオーディションスターではなくK-POPスターへと成長させたのだ。
韓国だけでなく、海外でも人気は高い。アルバムリリース後、インドネシア、マレーシア、台湾、タイ、シンガポールの海外5ヵ国のiTunesアルバムチャートで1位に輝き、その人気を裏付けた。
デビューと同時に大衆を魅了し、急成長している楽童ミュージシャン。彼らの今後の活動に、人々の関心が一層高まっている。
2014. 4. 10.