[ジュークボックス]楽童ミュージシャンならではの10代の感性…『PLAY』大人の心をヒーリング

2014-04-07 03:22 pm
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[엑스포츠뉴스=정희서 기자] 兄妹デュオ楽童ミュージシャンのデビューアルバムがそのベールを脱いだ。楽童ミュージシャンは、10代ならではの想像力豊かな発想を盛り込んだ自作曲で音楽ファンの期待に応えた。

楽童ミュージシャンは、7日正午にオンラインの音楽配信サイトを通じてデビューアルバム『PLAY』の全曲の音楽配信を開始した。

全曲イ・チャンヒョクが作詞・作曲した今回のアルバムには、タイトル曲の『200%』と『MELTED』の他にも『HAIR PART』『ARTIFICIAL GRASS』など、ユニークな名前の曲が収録された。また、「K-POPスターシーズン2」で披露した『GIVE LOVE』や『LITTLE STAR』『IDEA』『ANYWAY』『GALAXY』なども含まれている。

3番トラックの『MELTED』は、大人を冷たい氷に喩えた曲で、静かで夢幻的な感じが強い曲で。これまで楽童ミュージシャンが見せたことのない新しい感じのスロー曲で、大衆性は弱いものの、ユニークなサウンドで一味違う魅力を持っている。

前半に流れるピアノが、10代の不安定な内面を代弁しているようだ。「雨風が吹いていた白い空が灰色になり」という切ない歌詞が曲の感性を増した。「氷が溶けるともう少し温かい歌が出るのに」という隠喩的な歌詞で大人に対する望みを表した。

一方、2番トラックの『200%』は、軽快なバンドサウンドを中心にブラスパートが加わり、楽童ミュージシャンならではの雰囲気をそのまま活かした。

また、楽童ミュージシャンは「本当だよ君が好きなのに。赤く染まった顔が証明してるよ」という素直で溌剌な歌詞で、堂々と愛を告白する10代の心を表現した。「私を見て私を見て私を見て」と呟くようなイ・チャンヒョクのパートはまるで呪文のようだ。

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イ・スヒョンは、この日の零時に公開された『200%』のミュージックビデオでモデルのナム・ジュヒョクを片思いする少女を演じた。制服を着て登場したイ・スヒョンは、好きな男の子をずっと追いかけながら目が合うと恥かしがる初々しい少女の魅力を見せた。

また、イ・チャンヒョクとイ・スヒョンは、学校の体育館などで悪戯をしながらときめく恋を表現した。ミュージックビデオに登場する折鶴や可愛らしい小物は、初恋の初々しさ際立たせた。

『GIVE LOVE』は、「愛が足りない/毎日毎日育つ愛が」など、楽童ミュージシャン特有の歌詞が良く表現されている。スマートフォンのゲームに必要なハートからインスピレーションを受けたと知られ、聴く人の楽しさを倍増させた。

『ON THE SUBWAY』では、「地下鉄は世界の縮小版/ガタンゴトン揺ら揺ら」など違う人たちが地下鉄に集まり、それぞれの道を行く姿を楽しく歌った。楽童ミュージシャンが観察した地下鉄と世の中を、彼らならではの視点で解いている。

また『HAIR PART』は、注目されることの無かったある女性が、ある日分け目を変えたことで綺麗になったという曲で、ファンキーで可愛らしいメロディーが特徴。『GALAXY』は、「GALAXY 君 もし」という韻律が強い中毒性を発揮するものと見られる。

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『ARTIFICIAL GRASS』は、芝に喩えてやりたいことをしながら暮らす人の姿を描いた。『LITTLE STAR』は、星のように輝きたい楽童ミュージシャンの望みが込められている。『DON’T HATE ME』は、いじめを受ける人の感情を表現した曲で、早くない淡々としたギターリーフとジャズドラムが彼らが感じる寂しさを表現している。

また、道ですれ違う人たちの目つきに対する考えを盛り込んだ『ANYWAY』など、今回のアルバム全曲には世界を見つめる楽童ミュージシャンのユニークな観点が反映されている。

イ・チャンヒョクは、4月5日にソウルの城東区(ソンドング)にあるソウルの森の野外舞台で行われた聴音会で、デビューアルバムについて「半年間、悩みました。そのせいでアルバムが出ませんでした」と悩みに悩んだということを明かした。

楽童ミュージシャンはこの日アルバムを発表してからの1週間、オンラインの音楽配信サイトで最も人気を集めた曲を3番目のタイトル曲にする予定である。そしてタイトル曲『MELTED』のミュージックビデオは14日に公開される。

2014. 4. 8.