2NE1、ミュージックビデオを公開…「2NE1ならではの」VS「予想外の2NE1」

2014-03-03 06:59 pm
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[텐아시아 = 최진실 기자] ガールズグループ2NE1のミュージックビデオが公開された。

 

3日午後2時1分、YGエンターテインメントの公式ブログには2NE1の2ndフルアルバムのタイトル曲『COME BACK HOME』と収録曲『HAPPY』のミュージックビデオが掲載された。

 

2NE1の『COME BACK HOME』ミュージックビデオは、後半のCG作業などによって当初の予定より公開日程が遅れ、ファンの期待を集めていた。ついにベールを脱いだ2NE1のミュージックビデオには2NE1にだけ可能な姿と、新しい姿の2つの2NE1が盛り込まれていた。

 

#2NE1ならではの『COME BACK HOME』

 

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タイトル曲『COME BACK HOME』のミュージックビデオは、CGなのか本当なのか分からない未来都市で始まり、女戦士のCLとMINZYが登場する。未来都市を連想させる場所で、DARAは、恋人と愛おしいけれど妙な時間を過ごす。「VIRTUAL PARADISE」というフレーズを背景に、強烈なグラフィックとメンバーの姿が写る。愛おしい彼女から、180度変わった姿の、無表情になったDARAをはじめ、4人の2NE1メンバーはそれぞれの位置で何かを作り始める。また、横になっている4人のメンバーの目と脳に得体の知れない何かが注入される。

 

女戦士へと生まれ変わったメンバーは、放火するように化学薬品で宴会場に火をつけ、その場を去る。そして華やかなグラフィックと映像が映し出される。

 

『COME BACK HOME』のミュージックビデオは、未来を背景にしたSF映画を見ているような感じを与えた。なぜ公開の日程を調整してまで後半のCG作業に力を入れたのか、理解できるものだった。これまで、ガールズグループのミュージックビデオでは見ることのできなかった多彩なグラフィックが目を引く。幾何学的な形で、見ている間妙な気分に包まれるような、暗く強烈なグラフィックは、十分印象深かった。また、女戦士に変身したメンバーらの無表情の演技もグラフィックと良く合わさって強い印象を残した。2NE1のミュージックビデオでのみ見ることの出来る、2NE1だけが可能なミュージックビデオだった。

 

また今回のミュージックビデオは、R&B、レゲエ、ヒップホップなど様々なジャンルを融合して誕生させたクロスオーバージャンルのダンス曲とアンプラグドバージョンを合わせたバージョンで公開された。そのため、クロスオーバージャンルのダンス曲バージョンにはなかった、CLのラップもミュージックビデオの中盤に盛り込まれた。

 

#2NE1が『HAPPY』?

 

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『COME BACK HOME』がやや重く、強いイメージだったとすれば、『HAPPY』は180度雰囲気が異なる。『HAPPY』のミュージックビデオは、基本的なトーンから明るく軽快である。春の日向のように明るい姿と、鮮明なカラーが目に入る。メンバーが歌う歌詞と共にビックリマーク、はてなマーク、雲模様や表情など、多様な文字が目立つ。暖かい太陽と共に、メンバーの華やかで個性的な衣装が明るい曲の雰囲気と良く合っている。特に、曲を発表する度にユニークなヘアスタイルで新鮮な衝撃を与えてきたDARAは、今回も人々の期待を裏切らず、独特な形の前髪を見せた。

 

『HAPPY』はYGのメインプロデューサーTEDDYが作詞・作曲を手がけた曲で、別れた恋人であっても幸せになってほしいという切ない歌詞とは裏腹に、ギターとドラムの強烈な演奏とメロディが印象的な曲である。

 

これまではカリスマあふれるイメージが強かった2NE1だが、『HAPPY』を通じて溌剌とした、ガールズグループらしい2NE1の魅力を感じることができた。ミュージックビデオの後半には、2NE1と親しいファッションデザイナーのジェレミースコットも登場するなど、見所満載である。

 

2014. 3. 3.