[第33回ゴールデン]iKON、チーム名もなかったデビュー組Bチーム→ゴールデン音源大賞受賞

[일간스포츠=김연지 기자] 2013年、まともなチーム名もなく、ただデビューを準備していたBチームと呼ばれた少年たちは6年後ゴールデンディスクアワードで最高賞である大賞を受賞した。それは、iKONの話だ。
iKONが1月5日ソウル九老区高尺スカイドームにて開かれた第33回ゴールデンディスクアワードにて『LOVE SCENARIO』でデジタル音源部門大賞に輝いた。ゴールデンディスクで獲得した初の対象トロフィーである。iKONは、2013年Mnet『WIN:Who is Next?』に初登場した。当時同番組はデビューを夢見るYGエンターテインメントの練習生をAチームとBチームに分け、激しい競争を繰り広げた結果、一つのチームだけデビューさせた。そこで優勝したチームはAチーム、つまり今のWINNERである。当時悔し涙を流したBチームはiKONだ。
苦難はそこで終わらなかった。翌年Mnet『MIX&MATCH』でBチームのメンバーたちはもう一度デビューを巡って競争し、B.I、JAY、BOBBY、SONG、JU-NE、DK、CHANがiKONのメンバーとして正式デビューした。2015年新人賞を受賞し、華やかにスタートを切ったiKON。着実に成長を続けて来たが、YGの先輩グループBIGBANGの新人時代の成長スピードに比べると音楽活動と成績には物足りなさを感じるしかなかった。
iKONの音楽人生の真の花道は昨年始まった。昨年の1月発表した2ndフルアルバム『Return』のタイトル曲『LOVE SCENARIO』でメガヒットを記録した。iKONのファンだけでなく、韓国のほとんどの幼稚園生や小学生が歌うくらい大きな人気を集め、話題となった。老若男女を問わず、大人気を誇る「国民的な歌」の誕生を知らせたのである。SNSと動画サイトでは『LOVE SCENARIO』のカバーソングが殺到した。iKONのメンバーの顔と名前は知らなくても曲は皆が知っているくらい中毒性が強かった。年齢、時代などを乗り越えた音楽の力を見せつけたのである。過去1年間国民的な人気を集めた結果、ゴールデンディスクデジタル音源大賞に輝いた。メンバーB.IとBOBBYが作詞・作曲に直接参加した曲『LOVE SCENARIO』で大賞を受賞したということから今後の活動や音楽作業にさらに期待が高まっている。
iKONにとって今回の大賞はもう一つの跳躍を知らせる存在である。直接書いた歌詞とメロディーでどんなメッセージや響き、癒しを届けるのか、韓国の大衆歌謡にまたいかに意味のある足跡を残すのか楽しみである。
2019. 1. 5.