G-DRAGON、新曲『UNTITLED』MV歴代最短時間で撮影終了…「驚きの感情演技力」

2017-06-08 04:17 pm

[OSEN=선미경 기자] G-DRAGONのソロアルバムが今日の午後6時リリースされる中、YGがタイトル曲の『UNTITLED』のMV撮影現場のエピソードを公開した。

タイトル曲の『UNTITLED』のMVはこれまでBIGBANG、G-DRAGONと多数作業をしてきたハン・サミン氏が監督を務めた。

『UNTITLED』のMVは切ない歌詞の感情を上手く表現しなければならない曲であるため、最初から華やかな撮影セットや照明はなしにしてG-DRAGONの表情やディテールな感情を映し出すためアップのアングルを中心に撮影する計画だった。

MVはそもそも2日間の撮影期間中複数のセットを準備して数十回以上撮影し、その中で最もいいカットを編集して使う計画だった。しかし、G-DRAGONがただ一度で、1時間以内に完璧な演技を披露し、全ての撮影が終了したという。

BIGBANGデビュー以来歴代最短時間で終わった撮影であるだけでなく、業界でもこのようなケースはなかなかないという。MVの場合、セットを変更することだけでも数時間がかかるため通常2~3日撮影するのが基本であるためだ。

最初のセットでの撮影が始まり、監督は途中で一度も撮影を止めず、そのまま曲が終わるまで撮影を続けたという。

初撮影が終わり、ハン監督は「これ以上の撮影は要らない。明日別のセットが複数用意されているが、これ以上撮影をしなくてもいいと思う」とし、2~3回の追加撮影だけで全ての撮影スケジュールをキャンセルしたと言われる。

敢えて編集をせずに、初撮影カットが良すぎてワンテイクで出してもいいと思ったからだという。

「ワンテイク」とは、途中でカメラ編集を行わず、言葉通り最初から最後までワンテイクで撮る撮影手法である。それは、カメラの動線を完璧に計算した上で行うものであり、歌手の動きや演技が少しでもずれると最初から撮り直さなければならない難しい撮影手法だ。

簡単に言うと映画『LA LA LAND』のオープニングで大人数のキャストが出て路上で踊るシーンの撮影方式がまさにワンテイク方式である。

芸能人中の芸能人と言われるG-DRAGONが果たしてカメラの前でどのような切ない演技と表情を見せて監督がただ一度の撮影でオッケーを出し、予定にもなかったワンテイクで撮影したMVを公開したいとまで言い出したのか、今日の午後6時に4年ぶりに発表されるG-DRAGONのソロアルバム『KWON JI YONG』と共に公開される『UNTITLED』のMVで確認することができる。また、G-DRAGONは6月10日にはソウル上岩ワールドカップ競技場でソロワールドツアーを開催する予定だ。

2017. 6. 8.