「2NE1カームバック説」…YGが極秘にしているにもかかわらず、予測可能な4つの背景とは
[스타뉴스=길혜성 기자] 韓国男女アーティストとチームを含めて、唯一無二に米ビルボードのメインアルバムチャートであるビルボード200で最高順位(61位)を記録しているチーム。最近のガールグループにしてはめずらしく、ヒット曲の多くを30代以上の人々も歌えるメロディーラインを有しているチーム。バラードはもちろんダンスも完璧に自分たちのものにできるチーム。ガールグループは必ずビジュアルではないと、音楽とパフォーマンスで勝負してみせたチーム。『Fire』『I don‘t care』、『I’m the best』、『Go away』、『Lonely』、『Ugly』、『Can‘t Nobody』、『In the club』、『I love you』、『Clap Your Hands』、『Hate you』、『Gotta Be YouTube』、『MTBD』、『If I Were You』、『Come Back Home』などの数多くのヒット曲を歌ったチーム。これらはいずれもCL、DARA、BOM、MINZY4人のガールグループ、2NE1を表す修飾語だ。
2009年の春にデビューし、強烈な個性をアピールして国内・外で高い人気を得た2NE1。だが、米ビルボードのメインアルバムチャート・ビルボード200で上位61位にランクした2ndアルバム『Crush』以降、1年9カ月が過ぎた今でもまだ新曲のニュースは出ていない。『Come Back Home』をタイトル曲にした『Crush』アルバムで活動した後、CLは米国でソローデビューに向けた準備、DARAはドラマとバラエティー番組の活動、MINZYは学校とダンススクールのオープンなど、それぞれの活動に集中した。BOMは去年、不祥事に巻き込まれ、自粛の時間を過ごしている。
そうした中、久しぶりに2NE1のカームバックが期待できるニュースが伝えられ、注目が集まっている。所属会社YGエンターテインメント(以下、YG)が9日、自社の公式ブログのYGライフに「WHO’S NEXT?」というフレーズとともに「2015.11.21.」、「21:00」という日付と時間が記されたティーザーイメージを公開したためだ。今月21日21時に新曲を公開するYGアーティストと関連のある同イメージには、2NE1と深く関わりのある「21」という数字が繰り返して出てくる。業界およびファンの間では、当日の時間に発表されるチームが2NE1になる可能性もあると見ている。
まず、YGでは同ティーザーの公開後、2NE1のカームバック説に関しては徹底的にノーコメントしている。しかし、2NE1のカームバックを裏付ける4つの手がかりによって1年9か月ぶりに新曲発売に関する期待は高まっているばかりだ。
最も目を引くのは、やはりYGで公開したティーザーイメージだ。独特のプロモーションで有名なYGだからこそ、「21」という数字が示された同イメージは、2NE1と関連がある確率が高い。
次の手がかりは、YGを代表するプロデューサー、TEDDY。2NE1のデビュー当時から共同作業に入り、次々と2NE1のヒット曲を作り上げたTEDDYは、最近KUSHとYGの新しいレーブルを立ち上げた。つまり、TEDDYがレーブルを立ち上げたことでYG所属の2NE1はYGではなく、「汎YG」のTEDDYのレーブルを通じて新曲を発売する環境が整っているわけだ。YGの場合、現在iKON、WINNER、PSYなど、カームバックを控えているチーム(歌手)が多い。そのため、YGの立場からもTEDDYのレーブルを通じて2NE1の新曲を公開することも悪くない選択地の一つ。結局、TEDDYのレーブル設立は、YGと2NE1、ファンにとって新曲公開の可能性を高めた。
CLがまだ米デビューのソローアルバムを発表していないことも2NE1のカームバックの確立を高める一因とされている。2NE1のリーダーで、実力派アイドルとして認められているCLは、米デビューソローアルバムの作業を事実上完了している。すでに今年の秋、アルバムリリースに関するニュースが伝えられた。だが、CLが米デビューの時期を少し繰り下げたことで、2NE1に関する秘密プロジェクトが行われているのではないかという声も出ていた。2NE1の新曲公開の確立をさらに高める理由だ。
最後は、YGの過去のコメントだ。YGは今年の夏、自社の意図とは関係なく、あるメディアによって2NE1の解散説が提起された時、スターニュースに対して「2NE1の解散説は決して事実ではない」、「2NE1は今年中に新曲を発売する計画もある」と述べていた。
このように2NE1のカームバックを裏付ける手がかりは様々なところで見られている。もちろん、21日午後21時、新曲を公開するアーティストは2NE1ではないかもしれない。だが、個性と大衆性を兼ね備えている2NE1のカームバックは、その予測だけでもファンの関心を集めている。
2015. 11. 11.