BIGBANGのMADE、2015年歌謡界の心臓[YGの秋攻め②]

2015-08-25 10:38 am
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[OSEN=정유진 기자] 2015年歌謡界、彼ら抜きでは語られないだろう。BIGBANGは今年の一年間、デビュー以来いつよりも旺盛な活動で大衆から愛された。BIGBANGはMADE SERIESという独創的な企画を通じて今年5月から今まで合計8曲の新曲をリリースし、約4ヶ月間音源チャートでトップにランクインし続けている。

BIGBANGは今年5月から8月まで毎月2曲ずつ合計8曲を発表してきた。公開と同時に大きな反響を呼んだ『LOSER』や『BAE BAE』(5月)から『BANG BANG BANG』、『WE LIKE 2 PARTY』(6月)、『IF YOU』、『SOBER』(7月)、『ZUTTER』、『LET‘S NOT FALL IN LOVE』(8月)の曲はリリース時期とは関係なく、夏の間多くの人が集まる場所では必ずと言っていいほど鳴り響き大きな人気を集めた。

2015年半ばから巻き起こり始めたBIGBANGのMADEブームはものすごかった。当初、「ガールズグループ大戦」が繰り広げられると予想されていた6月と7月初旬、注目を集めたのはむしろBIGBANGだった。ガールズグループらの活躍も見逃すわけにはいけないが、音源チャートで更なる存在感や力を発揮したのはBIGBANGの新曲だった。

『LOSER』と『BAE BAE』は5月の1ヵ月間音源チャートを支配した。特に、2曲は発表されて約20日が経って、Zion.TやIUなど音源強者らに押される時期もあったが、すぐ国内最大の音源チャートであるMelonを初めとする音源チャートで1位にランキングを上げる「逆走行」を果たした。また、各放送局の音楽番組では約1ヵ月間10冠王を獲得し、音源や番組で好調な成績を上げた。

MADE SERIESの2ndアルバム『A』も『M』の人気を続けた。その中でも『BANG BANG BANG』の人気は韓国を越えて海外でも大ヒットした。『BANG BANG BANG』は米ビルボードで、ユーチューブの再生回数基準「6月に最も多く再生されたKPOPミュージックビデオ」として選定された。それは、アメリカを含め世界中で『BANG BANG BANG』MVが最も多く再生されたということを意味する。また、『BANG BANG BANG』はMTV IGGYでも世界中のファンを対象に行った「今年のサマーソング」で1位となりグローバルな人気を誇った。

『D』も先に発表された曲ほどの人気を集めた。YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク代表兼プロデューサーから「最も好きな曲」と評価された『IF YOU』はできるだけ楽器を使わず、歌詞に盛り込んだ感情に忠実なバラード曲だ。『IF YOU』は5人のBIGBANGメンバー全てが歌を歌って注目されたが、明るい「サマーソング」が主流となる真夏の音源チャートに悲しい涙(?)を流せた。アルバム『D』の発表と同時に『IF YOU』と『SOBER』の2曲は、国内最大の音源サイトであるMelonを含む8つの音源チャートで1、2位を総なめにした。それだけでなく、『D』は香港、マカオ、マレーシア、ノルウェー、ペルー、フィリピン、シンガポール、スウェーデン、台湾、タイ、ベトナムなど、16ヵ国のアイチューンズシングルチャートで1位となった。また、ポップの本拠地であるアメリカで4位、イギリスで22位にランクインするなど、先に発表された2つのアルバムと並ぶ人気を誇った。

『E』は音源チャートだけでなく、ワールドツアー、バラエティーなど多岐に渡る分野で活躍するBIGBANGの情熱やエネルギーが感じられるアルバムだった。この時期に、BIGBANGのG-DRAGONとSOLはMBCのバラエティ番組「無限挑戦」歌謡際のフィナレーを迎えていた。また、8月は7月から続けていたワールドツアーを行っていた。メンバーらは アメリカ、カナダなどの北米、南京、その他の地域に至るまで約15カ国での70回のワールドツアーを企画するなどハードなスケジュールをこなした。そのためなのか、結局9月と予定されていたMADE SERIESのアルバム発売が多少遅れ、ファンからは残念な声が上がった。

今年一年間、BIGBANGは歌謡界の歴史の新しいページを開いた。これほど長い期間、多くの人に愛される曲を次々と発表することは誰にでもできるものではない。もうデビュー10年目となるBIGBANGの底力が垣間見られる。2015年、歌謡界を盛り上げたBIGBANGがMADE SERIESをどうまとめるか早くから期待される。

2015. 8. 25.