［真夜中の新曲］「ＢＩＧＢＡＮＧだから！」…絶頂の悲しみ含む愉快な夏
[OSEN=선미경 기자] 哀しみは最大に引き出し、その一方で愉快で楽しい気分まで感じさせた。ＢＩＧＢＡＮＧらしいうえ、また新しい「ＢＩＧＢＡＮＧスタイル」の頂点だった。
ＢＩＧＢＡＮＧは７月１日の０時に新曲『ＩＦ ＹＯＵ』と『ＳＯＢＥＲ』を公開した。この２曲は『ＭＡＤＥ』プロジェクトのシングル『Ｄ』に収録される。
『ＩＦ ＹＯＵ』は、ＢＩＧＢＡＮＧが最も悲しい気持ちを唄った曲。『ＬＯＳＥＲ』の寂しさや『ＭＯＳＴＥＲ』の悲しさなども含まれた。ＢＩＧＢＡＮＧの曲の中で最も悲しく切ないバラードとして知られているように、切なさを感じさせる曲だった。
ＢＩＧＢＡＮＧの今までの曲は、ユニークだけど大衆から受け入れられる曲だったが、『ＩＦ ＹＯＵ』は特に大衆から愛されるような要素が多く含めている。悲しさだけでなく、その気持ちを「ＢＩＧＢＡＮＧスタイルで」切なく、スタイリッシュに表現したところが印象的だ。悲しさを強調するとして感情を過剰・過度にアピールせず、淡々と唄ったのが非常に魅力的だ。さらに、ラッパーのＴ．Ｏ．Ｐまでボーカルに参加、ＢＩＧＢＡＮＧのメンバー全員によるボーカルラインも新鮮である。
先日ＹＧのヤン・ヒョンソク氏が「１０〜２０代はもちろん、全世代が涙を流すような曲だと思う。今回のアルバムの中で一番好きな曲」と断言しただけに、大衆的にアピールできるところは十分にある。
『ＩＦ ＹＯＵ』はＧ－ＤＲＡＧＯＮが作詞・作曲に参加、ＢＩＧＢＡＮＧの『ＭＯＳＴＥＲ』を作曲したＰＫをはじめ、ＴＥＤＤＹとともにＳＯＬのソロ『ＥＹＥＳ，ＮＯＳＥ，ＬＩＰＳ』を作曲したＤｅｅ．Ｐが作曲・編曲に参加した。
もう一つのタイトル『ＳＯＢＥＲ』は、夏を感じさせる楽しいダンスミュージック。早いテンポやＢＩＧＢＡＮＧ特有の愉快な雰囲気が組み合わされ、悲しさあふれる『ＩＦ ＹＯＵ』とは全く違う雰囲気を演出した。『ＩＦ ＹＯＵ』は感性豊かな曲で、『ＳＯＢＥＲ』は愉快に楽しめる曲である。
しかし、単純な夏狙いのサマーソングとは言い切れない。ＢＩＧＢＡＮＧならではの音楽に、その独特な音色や雰囲気が加わり、他のアーティストとは全く違う独特な夏歌を完成させた。ミュージックビデオは夢を見ているように幻想的で、一味違う雰囲気を演出した。
『ＳＯＢＥＲ』は、ＴＥＤＤＹとＧ－ＤＲＡＧＯＮ、Ｔ．Ｏ．Ｐが作詞、ＴＥＤＤＹとＧ－ＤＲＡＧＯＮ、ＣＨＯＩＣＥ３７が作曲を担当した。
５月から続いている『ＭＡＤＥ』プロジェクトの新曲が毎回熱い反響を起している中、正反対の魅力を持つ７月の新曲『ＩＦ ＹＯＵ』と『ＳＯＢＥＲ』がどのような記録を残すのか注目が集まる。
2015. 7. 1.
