BIGBANG、自らを乗り越えた「BIGBANGの音楽」の力
[OSEN=김사라 기자] BIGBANGのカムバックの波及力は期待以上のものだった。5月から8月まで毎月新曲をリリスするという大々的なカムバックプロモーションも話題を呼んだが、最初の新曲から音源配信チャートを長期間占領し、新記録を立て続けている。BIGBANGが自らを乗り越えた音楽で大衆を魅了しているのである。
BIGBANGは、5月1日『LOSER』と『BAE BAE』を公開して以来、16日間Melon、Bugs Music、Olleh Music、Genie、Naver Musicなど主要音源配信チャートの日刊チャートでそれぞれ1、2位を占め、音楽番組でもMBC『ショー!音楽中心』、SBS『人気歌謡』、Mnet『Mcountdown』、KBS 2TV『ミュージックバンク』など1位を記録を続けており、もう一つの大記録を予告している。
韓国を代表するBIGBANGが3年ぶりに出した新曲の波及力は、ある程度予想していたことだった。長い間待ち続けてきただけにファンの期待も高く、大衆の関心も高かった。そのため、カムバックと同時に音源チャートを「総なめ」したのは、ある意味驚くべきことではなかった。しかし、様々な歌手のカムバックに加え、変動の多い音源配信チャートでこのように長期間1、2位を守ることは簡単なことではない。今回BIGBANGのカムバックがさらに大きな意味を持つのはそのためだ。
ソロ歌手からアイドルグループまで多数の人気歌手が存在する最近はいくら大きな話題を呼んでもカムバック後2~3日間1位をしてその座を明け渡すということが最近の音源市場の傾向である。にもかかわらず、BIGBANGは16日間という長い間首位を守っている。いくらBIGBANGだとしても結局ヒットと成功は素晴らしい作品性に基づいた大衆の口コミによって作られるものだ。BIGBANGは、過去の自分たちの音楽を乗り越えた期待以上の作品性で認められていると解釈できる。
またもう一つ注目すべきことがある。16日間続いている誰も太刀打ちできないBIGBANGの1位現象も驚くべきことだが、さらに驚くべきことは2位の『BAE BAE』だ。2曲しか発表しなかったにも関わらず、両方とも1、2位を守り続けていることは音楽業界で類を見ないことだ。BIGBANGの1位競争の相手がもう1曲のBIGBANGの曲だということから注目を集めているのである。
BIGBANGは、8月まで毎月1日新曲を発売する予定。音源発表後16日経っているということは、次の音源発表までまた15日しか残っていないということ。ファンは冗談半分で「BIGBANGのライバルはBIGBANG」だと言っているが、それは確かに意味のある言葉だ。今回のカムバックで様々な分野で新記録を更新しているBIGBANGがまたどんなことで大衆を驚かすのか、BIGBANGの音楽に対する期待がもう一度高まっている。
2015. 5. 16.