[OSEN Focus] 「第2のBIGBANG」が必ず必要な理由

2015-04-30 02:54 pm
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[OSEN=최나영 기자] グループBIGBANGの3年ぶりの完全体カムバックが1日前となっている。なぜBIGBANGのカムバックが今年上半期の最高のイシューであり、カムバックニュースだと言われているのか。また、音楽業界内外で最大の話題になっているのか。それは、BIGBANGというブランドが持つ影響力がすでに韓国国内の音楽業界を乗り越えているためだ。

BIGBANGは来月1日、3年ぶりに発表する新曲で音楽業界にカムバックする。YGエンターテインメント(以下YG)は、30日午前0時公式ブログを通じてカムバックを1日前に控えているBIGBANGのプロジェクト『M』ポスターを公開し、期待を高めた。BIGBANGが現在音楽業界でいかに重要な位置を占めているのか確認するには、国内を乗り越え海外で「第2のBIGBANG」の存在がどれほど切に求められているのかを考えてみればすぐ分かる。

海外に精通した音楽業界の関係者は「第2のBIGBANGは必ず必要」だと口をそろう。それは、BIGBANGが持つ象徴的な意味があるためだ。

BIGBANGが現在海外に及ぼすブランド価値や影響力は莫大なものである。最近ブランド価値評価会社ブランドストックの前日基準BSTI(Brandstock Top Index)によるとYGがエンタメ部門のブランド価値評価 で1位を占めた。YGは合計800.8点を記録し、業界1位を獲得した。2位はSMエンターテインメントと772.9点を記録した。

YGのスターは音楽業界を乗り越え、国内外における活動と共にファッション、ゲームなど様々な領域で本格的なブランド化を進めている。そして、BIGBANGはそのようなYGの代表アーティストであり、主な収入源でもある。YGが能力のあるアーティストを数多くデビューさせてこられたのもBIGBANGがYGをしっかりと支えてきたためだ。

今回のソウルコンサートで2万6000人のファンを熱狂させたBIGBANGは、2016年まで続くワールドツアーを通じてアジア、米州、そしてその他の地域に至るまで約15ヶ国で70回にわたるコンサートを通じて世界140万人のファンに会う。このようなBIGBANGの140マンつ亜ーは、収入だけで1400億以上予想される大きな目玉輸出品もくと言っても過言ではない。

さらにBIGBANGの象徴性は、アイドルでありながら脱アイドルしているというアイデンティティーにある。YGとBIGBANGは過去9年間短期的な計画よりは長期的に、そして国内の番組出演回数にこだわるよりは、番組の出演回数を減らし、ハイクオリティーなパフォーマンスを披露するため努力し続けてきた。今回の完全体カムバックもなんと3年ぶりのカムバックであるが、「長い時間を要しただけ、パーフェクトな完成度を誇る」との信頼がすでにファンと大衆の間に広がっている。全盛期が終わり、既存ファンでやっと命をつなげているグループではなく、デビュー9年目のグループであるにも関わらず、着実な成長を続けており、そのような姿は音楽業界に良いお手本となっている。

実際、これまで国内では多数の人気アイドルが存在してきたが、BIGBANGのようにグローバルな影響力を及ぼすビッググループはなかった。最初海外市場を開拓した5人組東方神起の場合解散となり、それは異例のことではない。むしろBIGBANGが音楽業界では類を見ないほど異例で模範的なケースだと言える。

一方、タイトル曲の「LOSER」や「BAE BAE」はBIGBANGが3年ぶりに発表する新曲であり、5月1日オン・オフライン上で電撃公開される。BIGBANGは「MADE SERIES」の初プロジェクトである「M」を皮切りに8月まで4ヶ月間毎月1日、1曲以上収録されるプロジェクトシングルアルバムを発表、9月1日にはアルバム「MADE」をリリースする予定である。

BIGBANGのカムバックにより、音楽業界内外には緊張と期待が高まっている。業界は今年上半期最も大きなカムバック歌手だと言えるBIGBANGが音源チャートなどで見せる破壊力に注目しており、音楽ファンはBIGBANGが今回のアルバムでどれだけ成長した姿を見せてくれるのか大きな関心を示している。また、大衆は曲だけでなく、カムバック後番組を通じて久しぶりに会う「完全体」BIGBANGの姿に期待を寄せている。

2015. 4. 30.