「K-POPスター4」ヤン・ヒョンソクにレッスンを期待してはいけない[芸能散歩]

2014-12-21 01:23 pm
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[OSEN=손남원의 연예산책] SBSの人気オーディション番組「K-POPスター4」が日曜日の夕方を支配している。毎週、自体最高視聴率を更新し、どんどん人気が上がっている。テレビオーディション番組が衰退の道をたどっている中、唯一上昇気流に乗っているため、一層注目を集めているのだ。その成功の秘訣は何だろうか。

まず第一は、参加者の質とレベルである。他のオーディション番組に比べK-POPスターの本選参加者らの平均的な実力は桁違いだと評価されている。参加者が人一倍の資質を見せてこそ、視聴者の関心と話題を集めることが出来る。

第二に、ヤン・ヒョンソク&パク・ジニョン&ユ・ヒヨルのそれぞれ異なる特色を持つ審査員の調和を挙げられる。硬い態度で(ヤン・ヒョンソク)オーバーしながら(パク・ジニョン)一撃を刺す(ユ・ヒヨル)審査評がそれぞれの個性を表しながらも良いハーモニーを成しているのだ。

第三は、優れた演出だ。無理やり繕っているような緊張感や、葛藤を高潮させる「悪魔の編集」を出来る限り控え、真のオーディション番組に相応しい競演、公演に焦点を当てた。番組が回を重ねるほど審査員のレッスンと教訓を通じて参加者の実力がぐんぐん育つ姿を見るのがオーディション番組の最も原初的な楽しみである。

YGのヤン・ヒョンソク代表プロデューサーは「K-POPスター」に大きな愛着を持っている。自分が提案し、企画にも参加しただけでなく、これまでイ・ハイ、楽童ミュージシャン、イ・スンフンなど数多くの参加者をYGに受け入れ怪物新人へと成長させた。K-POPスターが単純に放送局の視聴率のためのオーディション番組ではなく、歌手になりたいと願っている人々の登竜門になれるよう、一番努力したのがまさに彼なのだ。

ヤン・ヒョンソク代表はOSENとのインタビューで「パク・ジニョンさんとユ・ヒヨルさんがいるからK-POPスターがもっと輝いている。二人は作曲もしているアーティストなので参加者に音楽面において大いに役立っており、レッスンもできる」とし、「私は作曲をしている人ではないので、他の面を見なければならない。私は原石を発掘し、スターに育てるプロデューサーとしての役割にもっと集中しようと、常に思っている」と述べた。

また、「私は(参加者らが)自ら気づけるようにアドバイスをしようと努力している。BIGBANGや2NE1など、YG所属の歌手にも私は始めと終わりだけ気を使っている。アーティストらは、自分の能力をどこまで発揮できるのか分からないので(プロデューサーの)枠の中でタッチしてはいけない。花を整えるのではなく、包装するのが私の役割だと思う」と話した。

そのため「K-POPスター4」の参加者らはヤン・ヒョンソク代表にレッスンを期待するのは難しいだろう。しかし、鋭い目で参加者を見守る彼に抜擢されたらトップ歌手になりたいという夢に大きな一歩を踏むことになるのは間違いない。

「K-POPスター4」は、先週韓国全国基準12.6%(ニールセン集計)の視聴率を記録した。これは、前回の放送分(12.1%)より0.5%ポイント上昇した記録である。11月23日の初回放送で10.9%の視聴率でスタートを切った「K-POPスター4」は、毎回視聴率を更新している。

2014. 12. 21.