GD X TAEYANG『GOOD BOY』、BIGBANGの音楽と違う理由
[OSEN=김사라 기자] ヒップホッププロジェックトユニットGD X TAEYANGが、シングル『GOOD BOY』に拍車をかけている。BIGBANGのメンバー、G-DRAGONとSOLは今回のユニットを通じて今までやったことのない新しい挑戦をし、注目を浴びている。
11月21日の0時に公開されたGD X TAEYANGの『GOOD BOY』は、G-DRAGONとThe Fliptones、そしてFreedoが共同作曲を、G-DRAGONが作詞と編曲を手がけた曲だ。トラップビートにG-DRAGONならではの感覚的なラップとメロディー、SOLのグルーブ感溢れるボーカルが調和している。
この曲は公開直後多数の音楽配信サイトのリアルタイムチャートで1位を席捲した。また、動画サイトのYou TubeでMVも話題になっている。一方、BIGBANGの音楽とは全然違うGD X TAEYANGの『GOOD BOY』が聴きなれないという評判もあるが、これに対してG-DRAGONは最近行われたインタビューで「『GOOD BOY』は大衆的ではない曲だ。BIGBANGの音楽とも異なるが、このような音楽をやる時はむしろもっと大衆的ではない方向に行こうとしている。当然な反応だと思う」とクールに答えた。
このようなYGのユニットはGD&TOP、BOM&HI、HI SUHYUNに繋がっているが、G-DRAGONとSOLはYGユニットの単発性プロジェックトのビハインドストーリーを話しながら差別化しているユニット音楽への疑問を解消した。
G-DRAGONは「ランダムに、単発性プロジェックトで多様なスタイルを披露したかった。しかしどうも個人の名前、グループの存在感が大きくなって、単発性プロジェックトにしても我らだけが楽しむために曲を出すというより、大衆の期待も考えなくちゃいけなくて少し惜しいところもある。次のプロジェックトは、それが誰になろうが、YG内でユニットを結成して様々な曲を発表するのはいい方向だと思う」と言った。
また、「曲が1位するのが全てじゃない。音楽が必ず重い必要もない。聴く人が一人、二人でも慰められる歌もありえるし、様々な歌がある。我らはできれば多くのものを聞かせてあげたい」と言い加えた。
『GOOD BOY』はBIGBANGみたいな大衆性を求めていない音楽だとも考えられるが、彼らの言葉をよく考えると、G-DRAGONとSOLは違う面では一方先立って大衆的な曲を選択したようにも見える。トラップビートは、まだ韓国内ではそんなに流行っていないものの、海外ではよく耳にするジャンル。特に集中しなくても軽く聞けるのが長所なのだ。
G-DRAGONは、「誤解を招く言い方かもしれないが、音楽がちょっと馬鹿らしい。その点が僕は好きだ。例えば、バラードや感傷的な歌詞の悲しい歌、EDMが早い歌などはそれなりメッセージを含んでいるけど、トラップにはメッセージがない。ただ、何もせずにビートに乗って遊ぶだけ。何も考えずに聴ける曲」と言った。
彼は「短所にもなるが、これがトラップの魅力だ。歌詞も念を入れて書こうとすればできたけど、そうしたくなかった。一つの単語に多くの意味を入れ込めようとせず、聴く人が聴いて直に理解して一緒に歌えるような曲になればと思った」と付け加えた。
一方、GD X TAEYANGは来月の3日、HONGKONG ASIA WORLD EXPO ARENAで行われる2014 Mnet ASIAN MUSIC AWARD(MAMA)で『GOOD BOY』の初舞台を披露する。
2014. 11. 26.