楽童ミュージシャン初の単独コンサート、ミュージシャン兄妹の「200%」ヒーリング[総合]

2014-11-23 08:42 pm
tag.

201411231938779977_5471b9c117ebb_99_20141123200403

[OSEN=김사라 기자]  兄妹グループ楽童ミュージシャンが、冬の初めに暖かい「ヒーリング」をプレゼントした。良い音楽に感動、ヒーリングまで、全てを備えた彼らの単独コンサート。

楽童ミュージシャンは11月21日から23日まで、ソウル漢南洞(ハンナムドン)ブルースクエアサムスンカードホールで初の全国ツアーコンサート「AKMU CAMP」のソウルコンサートを開催した。楽童ミュージシャンは、今回のコンサートで1回当たり1,500人、計4,500人の観客を動員し、幸せな一時を送った。

今回の楽童ミュージシャンのコンサートは、キャンプをするような安らかな雰囲気の中でファンに歌を聴かせたいというメンバーの意見を反映して「AKMU CAMP」というコンサート名のように森の中でキャンプをしているかのような雰囲気で飾った。会場に入ると、童話に登場するような可愛い木の絵で飾られたステージが目を引く。コンサートが始まるとまるでキャンプ場の管理所でアナウンスをしているような案内放送が流れ、ファンを「AKMU CAMP」に招待している。

最初の舞台は『Give Love』と『200%』。楽童ミュージシャンが、今年4月にリリースしたデビューアルバム『PLAY』のタイトル曲であるこの2曲でコンサートが始まると、ファンは一緒に歌ったり歓声を上げたりして、二人を迎えた。イ・チャンヒョクの溌剌とした舞台マナーにイ・スヒョンの清涼感あふれる声は、コンサートのスタートから雰囲気を盛り上げるに十分だった。

201411231938779977_5471b9c01402f_99_20141123200403

2曲を歌ったイ・チャンヒョクは「今日がソウルでの最後の公演です。一回ワーッと叫んでから始めましょう」とし、ファンの歓声を誘導した。新人とは思えないほど余裕を持ってコンサートをリードし、一層良い雰囲気を作った。彼は「僕は楽童ミュージシャンで『妹思い』を担当しているイ・チャンヒョクです」と自己紹介をし、イ・スヒョンは「HI SUHYUNのスヒョンです。こんばんは」と言っては遅ればせに「ごめん。最近活動中だから」と謝ると、観客からどっと笑いが起きた。

イ・チャンヒョクは初の単独コンサート開催について「最初(21日)のコンサートは本当に感動的でした。僕たちのために、ファンの方々がイベントをしてくださったんですけど、その時僕たちとても未熟でしたが本当に感動しました」と感想を伝えた。そして「今回の、最後のコンサートは本当にすごいことになりますよ」とし、観客と触れ合いの時間を持つと念を押していった。

楽童ミュージシャンは『Anyway』とマイケル・ブーブレの『Haven’t Met You Yet』の舞台も披露した。イ・チャンヒョクは「『Haven‘t Met You Yet』は『K-POPスター』の時、編曲をしたけど『Officially Missing You』に変えたのでお見せできなかった曲です」と説明した。この曲も『Officially Missing You』に負けないほど新鮮な編曲で、ファンを楽しませた。

そして「K-POPスター」出演当時、楽童ミュージシャンが歌った『足組むな』『魅力的』などの曲をメドレーで歌った。楽童ミュージシャンは自分たちの過去の姿を思い浮かべながら、当時の人気を改めて実感しているような露骨な「自慢」をしながらも「イ・チャンヒョクは見栄っ張り」とセルフディスをし、笑いを誘った。

ソロ公演でイ・チャンヒョクは舞台の天井から登場し、これまで見せたことのない破格のダンスで観客から熱い反応を得た。そして「僕はイ・チャンヒョクではなく作曲の神」だとの設定の下、スペシャル登場したユ・スンウとギターリストのチョン・ソンハに作曲を教えるコントも披露した。イ・チャンヒョクとユ・スンウはピョン・ジンソプの『希望事項』を編曲し、歌詞を変えて歌い、甘い舞台を披露した。

201411231938779977_5471b9c117ebb_99_20141123200403

イ・スヒョンはApinkの『No No No』とGirl‘s Dayの『Darling』で可愛らしいソロ舞台を見せた。イ・スヒョンも楽童ミュージシャンとして見せてきたフォークジャンルの曲ではない、ガールズグループのキュートな歌とダンスで一味違う魅力を見せたのだ。

続いて楽童ミュージシャンは『Little Star』『ラーメンなのか』『Hair Part』『Don‘t Hate Me』『Melted』『赤い夕焼け』『外国人の告白』『Artificial Grass』などを披露した。

また、HI SUHYUNの『I‘M DIFFERENT』舞台にはイ・ハイが出演しただけでなく、イ・チャンヒョクがiKONのBOBBYの変わりにダンスパフォーマンスを披露した。イ・ハイはこの舞台の次に自分の歌『1,2,3,4』を披露し、初の単独コンサートを開催した楽童ミュージシャンをお祝いした。楽童ミュージシャンが歌った『赤い夕焼け』『I AM THE BEST』も新鮮だった。

コンサートの途中、難病を患っているある少女のストーリーも公開された。この少女が楽童ミュージシャンの音楽が力になったという話すと楽童ミュージシャンは「その言葉がむしろ僕たちにとってはヒーリングです」とし「これからもファンの皆さんに慰めとなる歌を歌いたいです」と心温まるメッセージを伝えた。

楽童ミュージシャンはSBS「K-POPスター2」の時から強い印象を与え、今でも速いスピードで成長している。今回のコンサートも、彼らの実力と「ヒーリングパワー」を感じられる時間だった。デビューして半年ほどが経った楽童ミュージシャンは充実したプロデュース、演出、ライブでぎっしり埋まったコンサートを作り上げた。これからもまた新しい姿で活発な活動を繰り広げていく兄妹の姿が期待できる。

楽童ミュージシャンは12月6日大邱(テグ)、24日光州(クァンジュ)、31日釜山(ブサン)で引き続き全国ツアー「AKMU CAMP」を開催する。

2014. 11. 23.