YGヤン・ヒョンソク代表にとってiKONとは
[OSEN=손남원 기자] BIGBANGからWINNERへと続いたYGボーイズグループの系譜にもう直ぐ一つの名前が追加される。「MIX & MATCH」を通じて誕生するiKONがその主人公。ミダスの手と呼ばれるYGのヤン・ヒョンソク代表プロデューサーにとってiKONとは果たしてどんな存在なのだろうか。
10月30日午後11時、ケーブルチャンネルMnet「MIX & MATCH」のファイナルマッチの前に登場したヤン・ヒョンソク代表は「『WIN』の時から始まったサバイバル番組がもう2年目になった」と口を開けてから「『MIX & MATCH』というサバイバル番組を通じてiKONが誕生する。音楽業界にデビューし、先輩歌手BIGBANGのように良いグループに成長して世界的に人気を博すグループになってほしい」と感想を伝えた。
YGの新しいボーイズグループiKONのメンバー選抜のためのサバイバル番組「MIX & MATCH」はおよそ6ヵ月にわたる大団円の幕を閉じる準備をしている。B.I、BOBBY、キム・ジンファンと共にK-POPのアイコンになるメンバーは誰なのか、その結果は視聴者にかかっている。生まれつきの才能に努力を積み重ねてきたYG練習生のク・ジュンフェ、ソン・ユンヒョン、キム・ドンヒョク、チョン・ジンヒョン、チョン・チャヌ、ヤン・ホンソクの中で、誰かは脱落し、誰かはiKONとして世界の舞台に羽ばたいていくことになる。
運命の時だ。「MIX & MATCH」9人の出演者は感覚的なパフォーマンスが際立つダンスステージでこの日のファイナル公演を終えた。そのスタートは異なったが、同じ夢に向かって走ってきた彼らの顔には自分の全てを注ぎ込んだ満足感と名残惜しいような感情が表われ、見る人に感動を与えた。これまでの6ヵ月間、彼らに厳しく接し痛いほど指摘をしながらも温かく見守ったヤン・ヒョンソク代表もこの瞬間はぐっと来たという。
ヤン・ヒョンソク代表がiKONの大きな期待をかけている理由がここにある。「若い時に人生の苦さと痛み(『WIN』敗北)を味わい、これを乗り越え再び立ち上がろうとする不屈の意志(『MIX & MATCH』挑戦)があったため、どのYGメンバーより強いグループとして生まれ変わると思う」と述べた。
これに先立ち「MIX & MATCH」の製作発表会の時、ヤン・ヒョンソク代表は「WINNERは直ぐデビューするという約束を守れなかった。10ヵ月がかかった。直ぐアルバムを出そうとしたが、この子達の自作曲能力を発見し、出来るならフルアルバムを発表しようと方向転換をした。10ヵ月かかってフルアルバムが出たこともYGでは奇跡」だとWINNERについて述べた。
そして「(iKON)のデビュー時期は来年の初めになると思う。『MIX & MATCH』が終わってから、頑張って曲の作業をしたい。少し欲張って、今回は楽童ミュージシャンとWINNERがいるのでなるべく来年からスタートし新人賞を受賞したいのがプロデューサーとしての思い」と、iKONについて語った。
視聴者によって決まるYGの新しいボーイズグループiKONが果たして2015年にどんな姿でデビューするのか、期待が高まる。
2014. 10. 31.