「タチャ2」チェ・スンヒョンとシン・セギョン、スクリーン定着に成功?②
[스타뉴스 김현록 기자] 2006年、チェ・ドンフン監督の「タチャ」がお盆休みに大人気を博してから8年ぶりに、カン・ヒョンチョル監督がメガホンを取った「タチャ2」が公開される。「タチャ」1編の当時、主人公の「ゴニ」役を演じたチョ・スンウと「梨花女子大学を出た」キム・へスが映画をリードした。今回は、T.O.Pとシン・セギョンにその役割が与えられた。
アイドルグループ、BIGBANGのメンバーとして有名なチェ・スンヒョンはスクリーンに進出した代表的なアイドルのうち一人だ。2009年「19」でスクリーンデビューし、2010年「戦火の中へ」を通じて商業映画のワントップの主人公になった彼は、昨年公開された映画「同窓生」でもワントップ主人公を演じた。商業映画で脇役としてデビューする同じ年頃のアイドルのうちこれほど存在感を増している人はあまりいない。しかし、映画での存在感や役割とは関係なく物足りなさを感じる。「戦火の中へ」は比較的ヒットしたが、「同窓生」の成績は満足できるものではない。
20代代表のベーグル女の美女俳優といわれるシン・セギョンもスクリーンとブラウン管の両方面で活動している主演級女優である。2009年「明日に向かってハイキック」以降、認知度が急増し各種ドラマで主人公を演じる一方、「五感図」「青い塩」「R2B:リターン・トゥ・ベース」など商業映画で女性主人公を演じた。しかし、彼女が頭角を現した「青い塩」「R2B:リターン・トゥ・ベース」が低い成績を上げ、スクリーンでのパワーはまだ立証させていない。
今年9月3日開放される「タチャ2」は、二人が再びチャレンジする作品である。大ヒットした映画「タチャ」の影響で、お盆休みに期待される映画として映画界内外の関心が高まっている。今月25日「タチャ2」がメディア試写会を通じて初めて公開された。反応がいい。
チェ・スンヒョンは初恋のミナ(シン・セギョン)と賭博界の美女ウ社長(イ・ハニ)の間で、後先考えず恋に落ちる野心家のタチャ「デギル」役を演じる。これまで主に暴力に振り回された静かで純粋な青年として登場してきたチェ・スンヒョンは、一方ならぬ勝負欲を持つ自信満々な青年の新しいキャラクターを見せる。
シン・セギョンは意図せず賭博場に行かされた魅力的な女性ミナ役を演じる。清純な顔とボリュームな体つきで男性から注目されてきたシン・セギョンは、自分のそのようなイメージを適切に活用したという評価を受けている。二人の若若しいエネルギーは「タチャ2」に出演する実力派の俳優と調和をなし、前編とはまた違う「タチャ2」の誕生に一助した。
ロッテエンターテインメントが配給する「タチャ2」はCJエンターテインメントが配給する「ドキドキ私の人生」とともに今年のお盆休みに注目される代表的な韓国映画期待作である。魅力的で才能を持つ20代俳優として注目されてきたチェ・スンヒョンとシン・セギョンがスクリーンで自分の存在感を思う存分見せるチャンスでもある。二人が韓国映画をリードする次世代になるか見守りたい。
2014. 8. 26.