ヤン・ヒョンソク代表「2NE1『COME BACK HOME』のMVで仮想世界を破壊した理由は」(インタビュー)
[스타뉴스 길혜성 기자] 4人組ガールズグループ2NE1(DARA、BOM、CL、MINZY)が、2ndフルアルバムのミュージックビデオを公開した中、今回の作品の編集者でもあるYGエンターテインメント(以下YG)のヤン・ヒョンソク代表が、そのコンセプトについて直接話した。
2NE1は、3日午後2時1分に所属事務所であるYGエンターテインメントの公式ブログYG LIFEを通じて2ndフルアルバムのタイトル曲『COME BACK HOME』と収録曲『HAPPY』のミュージックビデオを公開した。
このうち、計5億ウォンの制作費が投じられた『COME BACK HOME』のミュージックビデオは、まるでSF映画を見ているような感じを与えている。2NE1は、CGで作り上げた未来都市を背景に、現実と仮想の世界を行き来する演技を見せた。また2NE1は、やや暗い雰囲気の『COME BACK HOME』ミュージックビデオで、後半には強烈な女戦士に変身した。愛に苦しみ涙を流すDARAの感情演技も見所である。
ヤン・ヒョンソク代表は『COME BACK HOME』のミュージックビデオ公開直後、スターニュースに「内容が少し難しいかも知れないが、現実世界での幸せが最も大事だという事実を考えながら見ると『COME BACK HOME』ミュージックビデオを制作した趣旨を良く理解できると思う」と説明した。
彼は「『COME BACK HOME』のミュージックビデオは、近く訪れると思われる未来都市を背景にしているのだが、この時代になると、人々はまるで映画『マトリックス』のように現実より仮想世界をもっと好むようになるということを設定にした」と話した。
また「最近も、多くの人が直接会った時でさえ相手と話すよりお互いの携帯だけ見ているなど、携帯やゲームの世界に中毒されているのだが、これも仮想世界を好むのと関連があると思った」とし「ましては、遊び場に行っても携帯で遊ぶ子どもが多い現在、未来になったらこのような現象がもっと深刻になり、現実よりは仮想世界にもっと熱狂すると思った」と明らかにした。
ヤン・ヒョンソク代表は「『COME BACK HOME』のミュージックビデオでは、DARAの恋人役の男性も仮想世界をもっと好み、DARAは苦しみながら涙を流す」とし、「この理由も含めて、DARAとCL、BOM、MINZYの2NE1メンバーは直接仮想世界に入り、女戦士になって仮想世界を破壊することで、現実の重要性と人間らしさについて伝えようとした」と説明した。
ヤン・ヒョンソク代表は、今回のミュージックビデオにダンスシーンを入れず、ミュージックドラマのように作った理由も明かした。
彼は「これまで2NE1は、ダンスシーンを盛り込んだミュージックビデオを多く撮ったのだが、今回は新しい試みをしてみたかった」とし、「CGも、時間と費用をかけて上手く作ろうとした。そのため、5億ウォンの制作費を投じた」のだと説明した。
ヤン・ヒョンソク代表は「今回のミュージックビデオを2NE1の新たな挑戦だと考えていただきたい」と付け加えた。
2NE1が米国のロサンゼルスで撮影したミュージックビデオ『HAPPY』は、『COME BACK HOME』とは全く異なり、華麗なファッションに「ラブリーキュートガール」のイメージを見せている。
2NE1は、2月27日に2ndフルアルバムの全収録曲を公開するやいなや、『COME BACK HOME』『GOTTA BE YOU』のダブルタイトル曲で韓国の主要音楽配信チャート1位を総なめにし、海外のiTunesメインアルバムチャートでも首位に上がるといった底力を見せた。2NE1は、3月7日に2ndフルアルバムの店頭販売を開始し、9日にはSBS「人気歌謡」で初のカムバックステージを披露する。
2014. 3. 3.