「バラエティーが分かる」G-Dragon、チョン・ヒョンドン選択には理由がある
[오마이뉴스 음대성 기자]
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9月7日放送されたMBC<無限挑戦>の「無挑ナイト」は今年10月に開かれる予定の「2013無限挑戦歌謡祭」(以下、無挑歌謡祭)に参加するミュージシャンたちを紹介する時間だった。まだ本格的に始まってもいないのに、「無挑歌謡祭」へのファンたちの関心は熱かった。参加を決めたミュージシャンたちのライナップが、いつにも増して華やかであるからだ。
<無限挑戦>は今回も、自分の音楽世界がはっきりとしている、心から音楽を愛するミュージシャンたちが大勢出演する予定だ。ユ・ヒヨルをはじめ、BoA、キムC、G-Dragon、チャン・ギハと顔たち、Primary、薔薇旅館。どちらもバラエティ番組の脇役として出演するような顔ぶれではない。だが、彼らはみんな喜んで「無挑歌謡祭」への出演を決めてくれており、その熱意も並大抵なものではないようだ。
この日<無限挑戦>のレギュラーたちはミュージシャンの前で自らをアピールした。自分の好きなミュージシャンとチームを組もうとする努力は大したものだった。ノ・ホンチョルは音痴を克服するため涙ぐましい練習をずっとしてきたようで、ハハは結構真剣な趣で感動するような熱唱を披露し、チョン・ヒョンドンはあまりにもおかしなラップを聞かせ、その場にいたみんなは腹を抱えて大笑いしてしまった。何よりユ・ジェソクはソンミの新曲「24時間が足りない」という歌に合わせ、嫌らしいダンスを披露し、大笑いを誘った。
しのぎを削るリーグ戦を行った末に、ユ・ジェソクーユ・ヒヨル、チョン・ヒョンドンーG-Dragon、パク・ミョンスーPrimary、ギルーBoA、ハハーチャン・ギハと顔たち、チョン・ジュナーキムC、ノ・ホンチョルー薔薇旅館の7チームが作られた。ユ・ジェソクは前回の歌謡祭の時はイ・ジョクとチームを組んだが、今回も似たような雰囲気のユ・ヒヨルと組んだ。BoAは一番親しい関係で気の置けないギルを選んだ。激しい駆け引きの末にキムCはチョン・ジュナを選び、誰からも選ばれなかったノ・ホンチョルはあいにく不在だった薔薇旅館とカップルになった。その中でも断然目を引き付けたカップルは、他ならぬG-Dragonとチョン・ヒョンドンであった。
G-Dragonはなぜ自分を「突っ込む」ばかりのチョン・ヒョンドンを選んだのか
彼らは番組の初めからチームを組んでいく過程、そして組んだ後でもチョン・ヒョンドンーG-Dragonカップルは爆笑を誘った。G-Dragonのファッションを遠慮なく突っ込むチョン・ヒョンドンから始まった彼らのトラブルは妙な面白さを与えてくれた。二人の関係がギクシャクしたり、お互いつれない態度を取ったりしながらも、お互い関心を持っているような雰囲気は他のカップルからは感じられない、彼らならではの魅力を見せてくれた。
チョン・ヒョンドンがミュージシャンたちの前で歌ったのは「ヨロブン(皆さん)」という歌だった。これもまたギャグの醍醐味を見せ、ミュージシャンたちを魅了させるのに成功した。ところが、G-Dragonだけは彼のことをただ面白いと見ていたわけではなかった。彼に何かを感じ取ったような、それで吹き出さずにはいられない彼の歌を注意深く聴いているようだった。
結局G-Dragonは<無限挑戦>のメンバーの中でも、チョン・ヒョンドンを選んだのだ。みんながG-Dragonと組みたいと思いアピールしたが、彼の目はチョン・ヒョンドンに向いていた。G-Dragonがチョン・ヒョンドンの手を握る瞬間、メンバーのみんなはびっくり仰天し、ミュージシャンたちも意外だという表情を隠せなかった。
なぜG-Dragonはチョン・ヒョンドンを選んだのか。理由はG-Dragonが<無限挑戦>でのから、バラエティーというのが何なのかを知っていたからだ。G-Dragonは<無限挑戦>で自分の果たすべき役割をよく知っていた。彼はチョン・ヒョンドンと一緒の方が、一番面白いボケとツッコミを生み出せると思ったのだ。
チョン・ヒョンドンはG-Dragonが近づくと、毛嫌いして逃げたりする。G-Dragonに吐き出す罵声一言一言がそのまま爆笑につながる。彼がチョン・ヒョンドンに離れまいとしがみつけばつくほど、彼らの存在感はさらに増して行った。この日<無限挑戦>でこのようなバラエティ感を出せるカップルはいなかった。ユ・ジェソクーユ・ヒヨルカップルも、ギルーBoAカップルも、ハハーチャン・ギハと顔たちカップルも、彼らに比べれば、心もとない。
それに、かの有名なチョン・ヒョンドンだ。彼は前回の歌謡祭でチョン・ジェヒョンと組んで、「純情マッチョ」というヒット曲を誕生させた。この歌は当時大きな反響があり、パートナーだったチョン・ジェヒョンの株価は天井知らずの勢いだった。「(チョン・ジェヒョンを)育ててやったのに、ライバル番組で司会やってるよ、全く」という彼の言葉はもちろん冗談だが、全く根拠がないわけでもなさそうだ。
もしかしたらG-Dragonはチョン・ヒョンドンの音楽的な感覚と相手を引き立たせる能力を信頼しているのかもしれない。もちろん彼はこれ以上有名になる必要もなければ、誰かに助けられて成長する必要もない、れっきとしたミュージシャンだ。ただ、「無挑歌謡祭」で最高の音楽を披露し、目立ちたいという願望はあるはずだろう。チョン・ヒョンドンを選らんだのは、ただその瞬間の気持ちではなく、彼の鋭い、先を見据えることのできる明晰さによるものなのかも知れない。
付け加えの言葉¦この記事はウム・デソン市民記者の個人ブログ(DUAIの芸能トピック)、メディアスにも載せられています。Oh My Newsは自分が直接作成した文章に限っては、ダブル掲載を許可します。
2013. 9. 8.