ヤン・ヒョンソク、カン・スンユンのMVを自ら編集…「YGで2番目」

2013-07-29 03:25 pm

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[OSEN=황미현 기자] YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク代表が、近々デビューするカン・スンユンのミュージックビデオを自ら陣頭指揮を取って進め、韓国の歌謡界で注目を集めている。

 

ヤン・ヒョンソク代表が直接ミュージックビデオの編集を行うのは、YG歌手としては2番目、曲としては「カンナムスタイル」「ジェントルマン」に次いで3回目である。これは、YGの新人カン・スンユンに対する愛情を実感できる部分であると言える。

 

28日、YGの関係者によるとヤン・ヒョンソク代表は3日後にリリースするカン・スンユンのデビューミュージックビデオの編集作業に専念しているという。以前、ヤン・ヒョンソク代表がワールドスターPSYのメガヒット曲「カンナムスタイル」と「ジェントルマン」のミュージックビデオを生み出すにおいて隠れた功労者であったということは、有名な逸話なのだが、今回カン・スンユンのデビューミュージックビデオもヤン・ヒョンソク代表が企画から編集に至るまで制作過程の全般をプロデュースするという総力戦を繰り広げている。

 

ヤン・ヒョンソク代表がカン・スンユンの「WILD AND YOUNG」ミュージックビデオの編集に直接乗り出した理由は、ハン・サミン監督が演出を担当したミュージックビデオを見たヤン・ヒョンソク代表が「少し物足りない」とし、追加撮影を求めたからだという。

 

カン・スンユンは2日前にスタジオで追加撮影を行い、ヤン・ヒョンソク代表は直接現場を訪れ撮影をきめ細かにチェックした。

 

YGの関係者は「カン・スンユンの新曲リリースを3日前に控えた現在、ヤン・ヒョンソク代表が自らミュージックビデオの編集をしている」と伝えた。

 

所属事務所の代表が新人歌手のミュージックビデオを編集するのは異例のことである。しかし、ヤン・ヒョンソク代表は早くからBIGBANGをはじめ2NE1、イ・ハイなどYG所属アーティストのミュージックビデオ作業に多額の資金と情熱を注ぎ、SNSを利用したYGのグローバル化戦略の土台を築いてきた。

 

彼のこのような努力は、PSYと共に徹夜で作り上げた「カンナムスタイル」のミュージックビデオが史上初YouTube再生回数17億回を達成するなど、相次いで大成功をおさめ、実りをもたらしている。

 

1997年に発表したJINUSEAN(ジヌション)の1stアルバムから、現在に至るまでYGで発表した全ての音楽のミキシング作業をヤン・ヒョンソク代表が総括している。つまり、これまでの15年間、YGで発表した曲のうちヤン・ヒョンソク代表が手をつけなかった曲はないということだ。彼が、米国でミキシングしてきた曲を再び修正し、ディテールにチェックしてきたということは、YGのスタッフは皆知っている事実である。

 

実際「PSYがYGに入った理由の一つが、ヤン・ヒョンソク代表のミキシング能力に惹かれたため」だという話しが出るほどである。ミキシングは、その音楽のサウンドを決める最も重要な作業で、YGの全ての音楽のミキシングはどれも例外なくヤン・ヒョンソク代表の管理・監督を経ている。

 

ヤン・ヒョンソク代表は以前OSENとのインタビューで「世界で通用する音楽を作るためには、世界レベルに劣らないサウンドを作るのがとても重要。そのサウンドを決める最も基本的な作業がまさにミキシングである」とし、「私がYGの代表プロデューサーという肩書きを持って、最も誠意を尽くしているのがYGで発表する全ての音楽のミキシング総括」だと語った。

 

ヤン・ヒョンソク代表が手がけたカン・スンユンの新曲は7月31日にリリースし、カン・スンユンは来月SBSの「人気歌謡」でデビューステージを披露する。

 

2013. 7. 28.