「30周年」YGのK-POP革新史…音楽・公演・ファッションの勢力図を変えた

[일간스포츠=유지희 기자] YG Entertainment(以下、YG)は設立以来、「VIBE THE NEW FLOW」という基調のもと、エンターテインメント業界で差別化された試みを続けている。
◆自社制作の力、インハウスプロデュースシステム
YGの音楽の核となる原動力は、社内プロデューサー陣の力量を集約した「インハウスシステム」だ。制作の初期段階からアーティストと緊密に協業し、それぞれの個性や強みを音楽に反映してきた。
1TYMのメンバーが自らアルバム制作に参加したことから始まったセルフプロデュースの基調は、G-DRAGONを通じて確固たるものとなった。その後、AKMU、WINNER、iKON、TREASUREなど所属アーティストが自ら楽曲を書き、プロデュースするクリエイターへと成長する土台となった。

◆ペンライトからサバイバル番組、USBアルバムまで…K-POP文化を先導
YGは音楽の消費方式と制作フォーマットにおいても、パラダイムの変化を牽引してきた。
SE7ENの「7棒」とBIGBANGの「Bang Bong」を皮切りに、ペンライトをファンダムの象徴であり、公演演出の要素として定着させた。また、2006年には『Real Documentary BIGBANG』を通じて、事務所が自社制作する新人サバイバル番組の基盤を築き、海賊放送コンセプトの『2NE1 TV』、自社インターネット放送『YG On Air』など、新たな試みを続けた。
アルバム発売戦略も例外ではなかった。BIGBANGを皮切りにミニアルバム形式を本格的に導入してカムバック周期を短縮し、G-DRAGONのUSBアルバム発売を通じて、フィジカルアルバムの範囲や公式チャートの集計基準をめぐる議論を呼び起こした。


◆ワールドツアー・グローバルフェスティバルのヘッドライナー…公演の地平を拡張
公演産業においても、大きな足跡を残してきた。2006年には創立10周年を記念して所属アーティスト合同の海外ツアーを行い、2012年にはBIGBANGがアジアのアーティストとして初めてLive Nationと共同でワールドツアーを行い、2NE1は韓国のガールズグループとして初めてワールドツアーを開催した。
ステージ演出の面でも、視界を妨げにくい「ヌードステージ」や最新の照明・音響システムを先駆けて導入した。グローバルフェスティバルへの進出も際立っている。EPIK HIGHは2016年、韓国の大衆音楽アーティストとして初めてCoachellaに招待され、BLACKPINKは2023年、アジアのアーティストとして初めてCoachellaとイギリスのHyde Parkのヘッドライナーに立ち、その地位を高めた。

◆ファッション・ライフスタイルへと広がる波及力
アーティストたちのスタイリングは、大衆文化とファッション界にも大きな反響を呼んだ。SE7ENのローラー付きシューズ「Heelys」、BIGBANGのハイカットスニーカーやスタッズ装飾、2NE1のキッチュルックなどが代表的だ。
特にG-DRAGONは2015年、アジア人男性として初めてCHANELのグローバルハウスアンバサダーに抜擢され、K-POPアーティストとラグジュアリーブランドの協業の先駆けとなった。BLACKPINKもまた、メンバー全員がそれぞれ異なるグローバルラグジュアリーブランドのアンバサダーに抜擢され、Paris Fashion Weekなどで存在感を示している。

◆持続可能な経営と社会的責任の実践
YGはこれまでの成果をもとに、社会貢献および環境に配慮した活動にも力を入れている。2009年の「YG WITH Campaign」を皮切りに、首都圏以外の地域における文化格差の解消に向けた「Project Your Side」を進め、文化体育観光部長官賞を受賞した。また、難聴児の人工内耳手術費および音楽リハビリプログラムを支援している。
さらに2021年からは、アルバム制作に環境配慮素材を導入し、『2025 Sustainability Report』に環境配慮型アルバムのロードマップを盛り込んだ。所属アーティストであるWINNER、BLACKPINK、TREASUREなども、気候変動対応および環境保護キャンペーンに積極的に参加している。
公演部門でも、車いすを利用する観客に向けたアクセシビリティマネージャーシステムの導入や温室効果ガス排出量の算定など、革新を続けている。2024年に韓国のエンターテインメント会社として初めてサステナブル公演報告書を発行したのに続き、2025年には海外ツアーにまで適用を拡大するなど、持続可能な未来に向けた歩みを続けている。
2026. 7. 22.






