「ソロデビュー」ROSÉ、「『R』にありのままの素直な自分を表現した」

2021-03-12 01:19 pm
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[YTN Star=조현주 기자] グループBLACKPINKのメンバーROSÉがソロ歌手で帰ってくる。先日のJENNIEに続き、BLACKPINK内の2番目のソロデビューである。

何よりグローバルトップガールズグループに成長したBLACKPINKのメンバーであり、他の追随を許さないボーカリストとして早くから注目を集めてきたROSÉであるだけに音楽ファンの関心が集中している。

12日午後、ROSÉのソロアルバムのグローバル記者懇談会がオンライン上で開かれた。

同日ROSÉは「1stソロアルバムであり、長い間準備してきたのでとても緊張している」とし、「これまで準備してきたのをついに皆様にお披露目できるので、とてもワクワクする。これまで待ってくださったBLINK(BLACKPINKのファンダム)に感謝の気持ちを伝えたい。ファンの皆様に喜んでいただきたい」と話した。

ROSÉの名前の頭文字をとったアルバム名『R』はソロアーティストとして第一歩を踏み出すROSÉのもう一つのスタートを意味する。ROSÉは「ソロとしての出発という意味を込めて『R』にした」と補足説明した。

ROSÉは「ソロアーティストのROSÉを皆さんに初めて紹介するのだ。一番素直なありのままの自分を表現したかった。「アルバムを準備しながら自分について振り返ってみた。自分は音楽から癒され、学ぶ人だと思った」と明らかにした。

ROSÉの1stシングルアルバム『R』にはタイトル曲『On The Ground』と『Gone』の合計2曲が収録された。2曲ともROSÉが作詞に参加し、完成度を高めた。

ROSÉは「『Gone』は2年前に収録した。たくさん聴いたけど聴くたびにつくづくいいなと思えた。一日も早くファンの皆様に聴かせたかった」とし、「『On The Ground』は数ヶ月前に出会った曲だ。TEDDYさんに聴かせてもらってそのときすごくいいなと思った。自然にその2曲が選ばれた。複雑に考えることなく運命のようにしっくりきた」と述べた。

『On The Ground』について所属事務所のYGエンターテインメントは「常に高みを目指して一生懸命頑張ってきたが、いざ大切な価値は自分の中にあった」という内容の曲だと紹介した。

BLACKPINKのデビュー曲からこれまで全てのメガヒット曲の制作に携わってきたYGのザブラックレーベルの代表プロデューサーTEDDYと24を始め、海外の実力派シンガーソングライターがROSÉのソロアルバムのトラックリストに大勢名を載せた。ポップスタージャスティン・ビーバーのプロデューサーの一人であるJorgen Odegard、ハリースタイルズやハルシーなど、数多くのアーティストの名曲の制作に携わったAmy Allenなどが、ROSÉのために意気投合した。

収録曲の『Gone』は先日行われたBLACKPINKのライブストリームコンサート『THE SHOW』で公開された。同曲のティーザー(ROSÉ-COMING SOON TEASER)の動画は現在5000万ビュー突破を目の前にしている。約33秒の短いティーザー動画であるにも関わらず、このように高い再生回数を出したのは異例のことである。別れを告げられ、気持ちを整理する女性の心を淡々と歌うROSÉの心に響くボーカルがいい反応を得た。

先日披露した『Gone』と『On The Ground』のMVティーザーではROSÉの感情演技が目立った。ROSÉは「歌も一つのストーリーテリングだ」とし、「収録作業に当たって一人のキャラクターを作ってそれを思いながら歌っている。MVの撮影でもこの曲を思うとイメージされるキャラクターの自然な感情を表現しようと努力した」と説明した。

2曲とも歌詞が英語になっているが、それについてROSÉは「曲ごとに似合う言語があると思う。完成度を高めるために一番似合う言語が何なのか考えた」とし、「この曲は英語が似合うと思った。ファンの皆さんがどう思うのだろうかとたくさん心配もしたが、完成度の高く、ご満足いただけるような曲をお届けするのがもっと大事だと思った」と強調した。

『On The Ground』で一番お気に入りのパートとしてROSÉは「私は一生高みを目指して一生懸命頑張ってきた。なのにいざ自分に一番必要だったのは高いところじゃなくて一番低いところにあった」という内容の歌詞を挙げ、「一次元的に自分とマッチすることができた」とし、「練習生の時代から毎日夢に向かって頑張ってきた。そんな中でたまに自分自身い問いかけることもあった。この歌詞が自分をよく表してくれるような気がする」と述べた。

BLACKPINKのメンバーとしてとソロアーティストとしての差別化ポイントは何かという質問に対してROSÉは「新しいサウンドと唱法にも挑戦した。音楽的な面で新しくなったところもきっと見つけられるはずだ」とし、「従来のBLACKPINKの曲からは見られなかった半分ラップをするかのようなヴァースある」と笑顔で話した。

BLACKPINKのメンバーたちの反応については「一人一人にたくさん応援してもらった。応援というのは本当大事だなとつくづく思った。心強かった」とし、「やることも増えて責任感も大きくなって皆の存在がどれほど自分を支えてくれてたのかが分かった。グループ活動でたくさんのことを学んだ。一緒に成長して学んできたのがどれほど大切なことだったのか改めて分かった。メンバーたちの大切さも改めて感じた」と振り返った。

ROSÉは「今回のアルバムはありのままの自分を素直に表現しようとした」とし、「アルバムを準備する中でたくさんのことが分かってきて共感して癒された。私の曲を聴く皆さんも共感して癒されたらと思う。BLINKに喜んでもらえれば嬉しいと思う」と付け加えた。

最後に「ファンに直接会えなくてとても残念だ。皆厳しい時期を過ごしていると思う」とし、「この厳しい時期が終わってファンの皆様に直接お会いしたい」と希望を述べた。

ROSÉはK-POPの歴史に大きな足跡を残す予定だ。3月16日正式発売されるROSÉの『R』のフィジカルアルバムはすでに先行注文量40万枚を突破した。それは、K-POP女性ソロアーティスト単一アルバムで歴代最高記録である。

『R』の音源はアメリカの東部時間基準12日の0時、韓国時間では午後2時に公開される。

2021. 3. 12.