「花よりWINNER」のシン・ヒョジョンPD、「配慮できるMINO、新しい魅力を発見」(インタビュー)

2017-11-14 12:18 pm

[이데일리 스타in=김윤지 기자] これほど大きなことになるとは思わなかった。今月7日に初放送されたケーブルチャンネルtvNバラエティ番組「新西遊記外伝-花より青春WINNER編」(以下「花よりWINNER」)に対する話だ。

「花よりWINNER」は今年8月に終了した「新西遊記シーズン4」から始まった。いわゆる「ソン指」事件以降、ナ・ヨンソクPDはメンバーそれぞれの願い事を叶えてくれることにした。MINOは、WINNERのメンバーと出演する「花よりWINNER」を提案した。以降、メンバーたちが全てのドラゴンボールを揃えて願い事は現実化した。

興味深いスタートだった。以前の「花より青春」はドッキリで始まった。出演者たちは自分の出演事実に気付かれないまま制作陣に「拉致」されて飛行機に乗った。しかし、WINNERは違った。WINNERだけでなく視聴者みんなが「花よりWINNER」を待った。WINNERを騙さなければならない制作陣とそんな制作陣を疑うWINNERとの神経戦が繰り広げられた。

結果は制作陣の勝利。今月7日の放送で、WINNERのメンバーたちは自動車CFだと思い込んで囚人服姿で免税店のショッピングバックを手に持って西オーストラリアに向かった。所属関係者たちの積極的な協力があって可能なことだった。

その中心には共同演出のシン・ヒョジョンPDがいた。2年近く休まず走ってきたシンPDは今回の「花よりWINNER」で「外伝」の定義を新しくした。電話インタビューに応じた彼女は「WINNERのメンバーたちにとって長く記憶される思い出になってほしい」とし「彼らの旅行を見守ってくださる視聴者たちにとっても面白い番組になってほしい」と希望した。

―「花よりWINNER」で会ったMINOはどんな人だったか。

△「新西遊記」では最年少のメンバーだった。「花よりWINNER」では大人しかった。MINOは「新西遊記外伝」のスタッフたちを知っている。親しいスタッフたちと一緒にいると、他のメンバーたちはいざ疎外感を覚えるかもしれないが、彼はメンバーから気遣っていた。共に来たメンバーのために自分は一歩後ろに下がっていた。もちろん「バカ」のキャラクターはそのままだった。テンションが高くなって躍るときもある。そんなときも「自分だけの旅行」ではなく「メンバーとの旅行」のために、いつもメンバーたちの意見を先に聞いてみた。そのように、メンバー中心の旅行にするために努力した。大人しかった。

―他のメンバーたちとは初めて会った。最年長のJINUはどうだったか。

△最年長のメンバーだが年下のようで、また頼りになる年上のメンバーだった。WINERはメンバー間で年齢の差があるグループだが、側で見ていれば同年のようだ。メンバーそれぞれの個性がはっきりしている。意見の隔たりや葛藤が生じやすいが、スムースにまとまるにはJINUの役割が大きい。権威を意識せず他のメンバーと親しく接している。MINOが「新西遊記」で「バカ」と呼ばれたが、JINUも劣らない(笑)。MINOにキャラクターを奪われそうだと相当緊張していた。JINUが自分は番組でだけでなく実際の「天然のバカ」であるため自信があると言った。また、明るく純粋だ。「アイドルだから必ずかっこよくなければ」という見えがない。洗練された外見だが、荏子島の島少年のイメージがある。制作陣もJINUにすぐ心を開いた。JINUがメンバーたちに好かれる理由が分かった。

―HOONYの魅力は何か。

△料理が上手だ。宿所でメンバーたちのための料理をしばしばすると聞いた。生きるための料理だと思った。オーストラリアの旅行で食費を惜しむために主に宿所で料理したが、HOONYがほとんど作った。特別に学んだ料理ではなく、番組で見たりSNSで見たレシピだが不思議にも美味しい。ちゃんと作れば料理の見た目も美味しそうだ。そのため、メンバーたちは食事の際にHOONYから探して食べたいものを頼んだ。WINNERのメンバーたちがお腹を空かさずに旅行できたのはHOONYのおかげだった。本人も食事時になると「何食べたらいいかな」と悩んだ。また、美味しいものが好きなHOONYは美味しい店もすぐに探せる。制作陣が踏査したときに探した店よりましだった。「信じれるHOONYの選択」という言葉もできた。後には、制作陣もHOONYが推薦した飲食店でご飯を食べた。

―WINNERのメンバーたちを落ち着いてケアするリーダーYOONの姿が印象的だった。

△年齢では最年少のメンバーだ。旅行を始めるとき、総務とナビゲーターの役割を担った。編集しながら気付いたことだが、WINNERのメンバーたちは一箇所に集まっているときがあまいない。皆どこかに散らばっている。どこへ行くか分からないメンバーたちだ。YOONはリーダーという責任で、率先していた。皆方向音痴のほうでYOONが日程を組んで進行まで務めた。制作陣としてはYOONも責任を感じるよりは旅行を楽しんでほしいと思っていた。時間が経つにつれ、自然と役割が分担され、YOONも旅行を楽しめるようになった。番組だけを考えれば出演者の中には気が強い人もあるはずで、事件も起こる。しかし、WINNERにはそんなメンバーがいない。みんな旅行のために来たという事実に満足して、小さなことにも喜んだ。そんな面がWINNERの魅力だと思う。

2017. 11. 14.