[SE★FOCUS] 「初のフルアルバム」BOBBY、iKONの成長までリードするか

2017-09-05 01:31 pm
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[서울경제=이하나 기자] グループiKONのメンバー、BOBBYが初めてソロとしての出撃を控えている。今月2日、YGエンターテインメントは報道資料を通じてBOBBYのソロアルバムの発表を公式発表した。それとともに、公式ブログに初のソロアルバムのリリースを知らせるティーザーを公開した。

2013年に放送されたMnet番組「WHO IS NEXT:WIN」を通じて顔を知らせたBOBBYは2014年、Mnet「SHOW ME THE MONEY3」で最終優勝し注目された。二つの番組を通じてBOBBYは作詞、作曲、ラップ、ダンスなどで抜群の実力を披露し、デビュー前から可能性を見せてきた。

特に、練習生のアイドルとしては最初に優勝した「SHOW ME THE MONEY」では、特有のグルーブ感溢れるラップでたくさんの名場面を生み出し、当時発表した4曲は全て音源チャート1位という記録を出した。

以降、2015年9月『NEW KIDS : BEGIN』を発表し、グループiKONのメインラッパーとして歌謡界に公式デビューしたBOBBYは、同年WINNERのMINOと共にユニット「MOBB」で活動し『HOLUP!』という曲で、カリスマなヒップホップの音楽を披露し注目を集めた。

今回、BOBBYのソロアルバムが特別な意味を持つのはフルアルバムというアルバムの形式にある。これまで、YGでは事務所の中心だったBIGBANGのほかにはグループに所属している歌手がフルアルバムをリリースした前例がない。それは、YGがBOBBYに持つ深い信頼であり、それだけ今回のアルバムに自信があるという証でもある。

公開されたティーザーを通じて、BOBBYはこれまでiKONの中では見せなかった新しい姿を披露してくれると期待されている。ティーザーの中で、BOBBYは以前の強いイメージとは異なり、ソフトで温かい雰囲気を醸している。そのため、YGは新しいヘア、メイク、スタイリストを起用し、BOBBYの隠れた魅力を引き出すための熱意を見せた。

今回の活動はiKONの完全体としてのカムバックに先立って披露するソロ「アルバム」としても意味があるが、先月iKONのファンダムであるiKONICが公式的なグッズのボイコットを宣言した以降の初活動という点でも注目されている。

当時、ファンたちは「8月23日に発売される予定だった『iKON SUMMERTIME SEASON2 in BALI』をはじめ、全てのYGのグッズに対しボイコットを行うことにした」と明かし、「過度なスケジュール、海外活動に比べなさ過ぎる国内での活動、繰り返される活動計画の修正、アーティストのイメージ管理の無さ、改善しないスタイリングなど、18ページに至る要請案を準備し、YG側に伝えた」と説明した。

それに対し、YANG HYUN SUK代表は、自身のSNSに「iKONについては全然心配しなくてもいい。待ってみろ、9月と10月。私たちが共に幸せに笑うあの日」という文章を掲載し、iKONへの愛情を示した。おそらく当時言及した9月はBOBBYのフルアルバムのことを意味したはず。

それに続き、YGの公式的な立場も「誤解から起きたことだ。iKONは今年5月にシングルアルバムを発売し、現在ニューアルバムの準備中だ。また、メンバーらは様々なバラエティ番組に出演するなど、国内で活発な活動を繰り広げる予定だ」と、ファンからの指摘について解明した。

新人として非常に長い空白期間、集中された海外活動によって少なくなった国内での活動などで長期間不満が募ってきたiKONのファンにとって、今回のBOBBYのフルアルバムやそれに続き発表されるiKONのアルバムがいつよりも重要になるとみられる。

すでに検証された実力や、最近MBCの「不埒な同居」など、バラエティ番組に出演し、純粋で頓珍漢な魅力で認知度を高めているBOBBYが、今回のアルバムでどんな舞台や音楽を披露するか、大きな関心が寄せられている。それと共に、BOBBYのアルバムがこれからiKONのニューアルバムにどんな影響を与えるかについても関心が寄せられている。

BOBBYの1stフルアルバムは今月14日に発売される予定だ。

2017. 9. 5.