[Oh!ミュージック]G-DRAGON、世界を魅了した「オールキル」のアイコン
[OSEN=선미경 기자] さすが「オールキル」のアイコンらしい。
予想はしたものの、また驚いた。G-DRAGONが韓国を越えて世界を魅了し健在さを見せ付けた。4年ぶりに発表したソロアルバムだが「さすが」、期待を満たしてくれた。
今月8日午後6時、G-DRAGONはソロアルバム『KWON JI YONG』を発表し世界から注目を集めた。カムバックの前、BIGBANGのメンバーであるT.O.Pのニュースにより、特別なプロモーションは行わなかったが、G-DRAGONという名前だけで十分底力が証明された。今回も彼の熱い人気や、世界から注目される「GDスタイル」が確認された。
韓国でG-DRAGONのチャート占領は早くから予告された。G-DRAGONというブランドネームが非常に強く、彼の音楽は大衆とファンダムを融合させる力があるためだ。常に新鮮で破格的だが、大衆的に人気を集める要素があるのがG-DRAGONの音楽だった。
予想とおり、G-DRAGONは発売直後、主要音源チャートで1位を総なめにし、2日連続タイトル曲『UNTITLED』で8つの音源チャートでトップを記録し、「オールキル」を続けている。特に、『UNTITLED』だけでなく、イントロはもちろん、収録曲の『BULLSHIT』や『SUPER STAR』まで上位に入っている。チャート改革以降、6時に発売された音源は以前よりチャートの上位に入りにくくなったが、G-DRAGONにとってはチャート改革が問題にならなかった。
もう一度G-DRAGONが持つステータス、存在感が証明された。彼のスタイルが盛り込まれた音楽は相変わらずホットなイシューとなり、また成績を通じてその価値が十分立証されている。
世界中から受けている彼の人気も注目される。G-DRAGONの今回のレコード『KWON JI YONG』は発表6時間で35カ国のアイチューンズアルバムチャートでトップにランクインした。アメリカ、アルゼンチン、アゼルバイジャン、ブラジル、ブルネイ、カンボジア、チリ、チェコ、コロンビア、フィンランド、ロシア、シンガポール、スウェーデン、台湾、トルコなどアジアやヨーロッパ、そして北米まで掌握している。これは歴代最高の記録という点でさらに意味がある。
今回のレコードではBIGBANGのリーダーであり、ソロアーティストであるG-DRAGONのイメージから脱し、人間クォン・ジヨンとしての素顔を表現しようと努力した。普通の大人と同じ悩みを持つ30代の成長痛について、メリハリをつけて率直に表現した。ヒット曲を作るためのアルバムというよりは、クォン・ジヨンの今のストーリーを盛り込んだ率直な魅力が際立っている。また、人生の第3幕の始まりを知らせる意味とともに世界的に注目され、G-DRAGONの底力が実感された。さすが、格の違う存在感だ。
2017. 6. 9.