[コンサート]「5人の悪童」BIGBANG、YGのシグネチャーの10周年

2016-08-21 11:45 am
tag.


[매일경제 스타투데이=한인구 기자] 歴史に残る公演だった。大韓民国の建国以来こんなに大勢の観客が集まったことがあるのか。2006年『芸能人』活動当時、最後の音楽放送出演日にBIGBANGが放送デビューした。BIGBANGのパフォーマンスを一緒に見ていたYANG HYUN SUKさんが「あの子たちがこれからとてつもないことを成し遂げるから」と言っていた。BIGBANGははっきりとした個性と自己尊重心を持って毎日進化を遂げているボーイバンドだ。

8月20日ソウル麻浦区上岩ワールドカップ競技場で開かれたBIGBANGデビュー10周年コンサートにスペシャルゲストとして出演したPSYはBIGBANGのデビューステージを思い出しながら話した。「ワールドスター」PSYはBIGBANGが自分たちの曲で10年間活動してきたことを讃えた。誰も真似できないBIGBANGの活動歴は同日コンサートでもそのまま表れた。

猛暑の中でも万席だった6万5千席はまるで「小さいアジア」を見るかのようだった。韓国だけでなく、デビュー当時から重視してきた日本、そして最近比重が大きくなった中国を始め東南アジアのファンがBIGBANGのヒット曲をミックスした事前EDM公演から大きな歓声を上げた。

公演開始予定時間の午後7時になると『BAE BAE』、『Let‘s not fall in love』、『SOBER』のMVが流れた。ファンはBIGBANGのメンバーたちが映るシーンが流れると大きな歓声を上げ、会場は熱く盛り上がった。また、BIGBANGの10周年を記念するフレーズとメンバーの名前が書かれている映像がステージの上のスクリーンに映った。

超大型3段ピラミッドリフトが設置されたメインステージに登場したBIGBANGは銀色の華やかな舞台衣装を着て客席に向かって笑顔で手を振った。「BIGBANG 10周年、熱く盛り上げていきましょう!」と叫んだBIGBANGは『WE LIKE 2 PARTY』を歌った。G-DRAGON・SOL・V.I、T.O.P・D-LITEに分かれたBIGBANGは公演場の端っこまで動く移動式ステージに上がった。

公演が終わりを迎えると客席に向かって動くステージに上がるその他の歌手とは異なり、BIGBANGは公演の冒頭からファンと近くで楽しんだのである。その後『HANDS UP』では分かれた両チームが位置を変え、デビュー10周年を祝った。

G-DRAGONは「BIGBANGリーダー暦10年目のG-DRAGONです。楽しくやっていきましょう」と述べ、D-LITEは「暑さに負けずに熱く盛り上げていきましょう」と述べ、暑い中で公演場を訪れたファンに感謝の気持ちを伝えた。

ワームアップを終えたBIGBANGは『BAD BOY』、『LOSER』で本格的な公演を始めた。暑い中で続いた公演だったので時々メンバーたちは着かれている様子だったが、すぐに元気を取り戻し、公演を続けた。途中で倒れてしまうファンを心配し、客席を整えたりもした。

今回のコンサートではDVD撮影も同時に行われた。それだけ所属事務所のYGエンターテインメントは投資を惜しまなかった。ほとんどのステージを大型リフトで構成し、4台の中継車と約30台のカメラ、競技場の空中を横断するワイヤーカムでBIGBANGを映し出した。メンバーたちはステージの上で時々カメラに視線を合わせるなど感覚的な演出に努力した。

メインステージと公演場の両側には大型LEDスクリーンを設置し、BIGBANGの姿を一瞬も逃さず、捉えた。全席に良いサウンドを提供するため、10ヵ所にディレイスピーカーを設置し、曲が終わると次々と花火が打ちあがった。音響と舞台演出はBIGBANGデビュー10周年に相応しい規模だった。

D-LITEはマイクを手にし、「情熱的な韓国が好きでとても帰って来たかった。様々な国からファンの皆様にお越しいただき、感謝している」と述べた。また、G-DRAGONは「海外での活動が多いのでもう韓国で人気がないのではないかと心配した。お越しの皆様に感謝の気持ちを伝えたい」と述べた。

BIGBANGはグループだけでなく、ソロアルバムでも音楽の世界を広げてきたため、ファンにソロパフォーマンスステージも披露した。D-LITEは両腕に華やかな刺繍が入った衣装を着て『WINGS』、『LOOK AT ME、GWISOON』などで明るいパフォーマンスを披露した。また、『STRONG BABY』を熱唱したV.Iと共にG-DRAGONの『CROOKED』を披露した。

一方、G-DRAGONは『HEART BREAKER』と『CRAYON』を、SOLは『EYES、NOSE、LIPS』、『Don‘t Cheat On Me』を、T.O.Pは『Pretended』と『DOOM DADA』で会場を熱く盛り上げた。途中GD&T.O,Pの『HIGH HIGH』やGD&SOLの『GOOD BOY』などメンバーたちのプロジェクト音楽も流れた。

BIGBANGは2006年8月19日、ソウル松坡区オリンピック体操競技場にて開かれたYGファミリー10周年コンサートで初めてステージに立った。BIGBANGは10年間、YGが磨き上げてきたヒップホップジャンルをベースに大衆的なメロディと共にメンバーたちが直接作業に参加するなどで「5人の悪童」BIGBANGならではの世界を実現してきた。YGの10年間のノウハウを吸収し、YGの10年を作ったのである。

『HaruHaru』、『IF YOU』、『BANG BANG BANG』などを熱唱したBIGBANGは「YGに出会い、BIGBANGが始まった。この場に多くの方がいらっしゃるが、全てあの方々のおかげだ」とし、「10周年を迎えとても幸せで大切だと思う。メンバーたちと今後10年後のBIGBANGについて話し合い、さらに大きな全体像を描いている」とし、今後の10年を約束した。

2016. 8. 21.