BIGBANG、全盛期いつまで更新するんですか?

2015-05-10 10:47 am
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[엑스포츠뉴스=정희서 기자] 「デビュー10年目」のBIGBANGの絶頂期はいつ頃なのか。『Lie』(2007)、『Haru Haru』(2008)、『Tonight』(2011)、『Fantastic Baby』(2012)など多数の曲が思い浮かぶだろう。個人差はあるものの、そんなに長く悩む必要はない。彼らの最も良い曲は、まさに「次のアルバム」の曲だからである。

BIGBANGは最近、3年ぶりにデジタルシングル『M』を発売した。国内外の音源サイトを総なめし、いわゆる「大勢(=超人気)」だと呼ばれていた2007年に劣らない人気を博している。当時と比べ変わったのがあるとすれば、ファンクラブの「VIP」がグロバール化したことや大型コンサート場で数万人の観客を魅了するといった成熟したカリスマ性を持つようになったことくらいであろう。音楽に対するBIGBANGメンバーたちの気持ちには変わりはない。

最近、記者たちとインタビューを行ったBIGBANGは、すでに1、2年前に「BIGBANGの立ち位置」について話をしたことがあると明らかにした。SOLは「(絶頂期は)すでに来ているのかもしれないし、今後訪れるのかもしれない」と答えた。T.O.Pは、「これまではまだ昨日より今日の方がよかったと思う」とし、「我々は必ず成功しなきゃという大きな野望を持つグループではない。好きでやっており、楽しむのが好きなだけ」だと述べ、「現在進行形のグループ」であると強調した。

実は、BIGBANGはデビューと同時に注目を集めたグループではなかった。リアリティ番組で華やかにスタートを切ったが、デビュー後1年間代表曲といえる曲が出てこなくて悩んでいた時期もあった。2007年『Lie』と『Last Farewell』を連続ヒットさせ、Wonder girlsと肩を並べる超人気アイドルとなった。

シンガーソングライターアイドルグループとしてデジタル世代とアナログ世代を両方カバーできる音楽でその他のグループと差別化を図った。当時、活動を繰り広げていた多くのグループが記憶から薄れてしまっている中でBIGBANGが依然とした破壊力を誇っているのは音楽がその支えとなったためだ。そこにメンバーたちの個性が表れているスタイルやキレのよい群舞を目指すパフォーマンススタイルは少女ファンだけでなく男性ファンまでも魅了した。また、BIGBANGのアルバムとまた一味違う5人5色のソロアルバムは広い音楽スペクトラムを満足させている。

2006年のデビュー当時「世の中を驚かすグループになる」というBIGBANGの抱負はすでに現実のものになって久しい。海外アーティストとして初めて3年連続日本ドームツアーを開催しており、今回発売した新曲は米ビルボード『ワールドデジタルソング』チャートで1、2位を記録した。

メンバーたちはBIGBANGの素晴らしい成果について「過去の厳しかった時期があったからこそ成し遂げることができた」と口をそろえる。YGに体系化されたトレーニングシステムが整えられる前、彼らは練習生生活に耐え、ハングリー精神を身に着けた。当時「D」というお菓子が食べたかった彼らは、それを買うお金がなく、BIGBANGドキュメンタリーの撮影監督に買ってもらえないかとお願いしたくらいだという。今の華やかな彼らの姿からは到底想像もできないことである。

G-DRAGONは、「僕らがデビューしてすぐ1位になっていたら今の情熱がそんなに長くは続かなかったと思う。厳しかった時期を覚えているので、今後ももっと頑張ろうと思う」と意志を燃やした。

BIGBANGは、アイドルからアーティストに進化した最も代表的なケースである。彼らが「大勢」と呼ばれる時期はもう過ぎているのかもしれない。しかし、「最高」という頂点について定義づけたくはない。なぜなら、BIGBANGはいつも頂点に向かって走り続けているグループであり、次の成果物を予測できないためである。今年だけでも『A』、『D』、『E』プロジェクト、そして9月にリリースされるフルアルバムが我々を待っている。

SOLは、「誰かがBIGBANGの曲の中でどの曲が一番好きなのか」と聞くと、いつも「次の曲であってほしい」と答えていると述べた。SOLは、「絶対100%満足することはできないので、曲を作り続けている。チームワークが本当にいいし、経験も積み重なっている今こそ絶頂期だと言えるかもしれない。絶頂期を迎えるに最もよい条件がそろっているのは確かだ」と述べた。

2015. 5. 10.