「チャート完全制覇」完全体BIGBANGが音楽界に及ぼす影響
[OSEN=선미경 기자] グループBIGBANGの影響力はスタートから強烈だった。
5月1日0時、2年10ヵ月ぶりに完全体となって新曲を発表したBIGBANGがすばらしいスタートを切った。今回のシングル『M』の新曲『Loser』と『BAE BAE』で、韓国の10大音楽配信チャートを完全制覇している状況。発表前から話題を集めたBIGBANGの『MADE』プロジェクトは成功裏に動き出した。
国内だけでなく、海外でも人気を集めている。iTunesのメインチャートであるトップソングチャートで香港、インドネシア、マカオ、マレーシア、フィリピン、ルーマニア、シンガポール、タイ、台湾、ベトナムの10カ国・地域で1位に上った。
ミュージックビデオに対する反応も爆発的である。『Loser』と『BAE BAE』は公開からわずか8時間でそれぞれ160万回、140万回の再生回数を記録し、BIGBANGへの熱い関心を証明した。BIGBANGという名前通り、カムバックと同時に凄まじい威力を発揮している。
このような注目と影響力はしばらく続くとみられる。BIGBANGはこの日を皮切りに、8月までの4ヵ月間、毎月1日にMからEまで1曲以上の新曲を発表するカムバック・プロジェクトを実施している。さらに、9月1日にはフルアルバム『MADE』を発表する計画である。
毎月新曲を発表するというBIGBANGの異例のプロジェクトは音楽界に相当な影響を与えるとみられる。新曲の発表後、短期的な活動に止まらず、長期的なプランとプロジェクトを実施することで、BIGBANGの存在感がさらに増大すると思われる。単にシングルを発売するのではなく、1曲以上収録されたシングルアルバムとして、タイトル曲を連続発表するということ自体が他のアーティストには容易に真似できないプランである。
先日、BIGBANGが毎月の新曲発表を予告した時と同じく、彼らのカムバックは国内の音楽界にかなりの影響を与えている。BIGBANGは国内だけでなく、世界的な影響力を有しているグループであるだけに、海外でもその波及力は大きいと予想される。新曲を発表する度に、海外メディアもBIGBANGに大きな関心を寄せるとともに高い評価を受けている中、今回のプロジェクトで長期にわたり多大な注目を集めることが期待される。
まずは、同日の発表された新曲『Loser』と『BAE BAE』だけをみても、彼らの影響力を実感することができる。発表と同時に10の音楽配信チャート完全制覇はもちろん(『Loser』と『BAE BAE』が1、2位を総なめ)、iTunesでもその人気ぶりを証明した。特に、BIGBANGは音楽配信チャートにおいて長期にわたり強力なパワーを発揮するため、しばらくは音楽配信チャートで首位を守り続けると予想される。続いて、来月の1日にも1曲以上の新曲が公開される予定であるため、BIGBANGの王座を新しいBIGBANGの新曲が奪う構図になるかもしれない。
そのため、BIGBANGによる新曲連続発表とカムバック時期が重なる他のアーティストの計画にも影響を及ぼしかねない。太刀打ちできない強敵を避けて最適の時期に新曲を発表するのが成功への近道。他のアーティストはBIGBANGの発表時期を考慮して作戦を練るため工夫することになると思われる。
毎月の新曲発表を宣言し、新たなカムバック・プロジェクトを提示したBIGBANG。デビュー10年目のグループとして、単なるアイドルの枠を超え、国内外で多大な影響力を発揮している彼らが来月にはどのような新曲で「BIGBANGの存在感」を証明するのか期待が高まっている。
2015. 5. 1.