楽童ミュージシャン、賞金3億ウォン全額を寄付

2014-05-12 08:30 pm
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[스포츠경향=강수진 기자] SBS「K-POPスター2」の優勝者である兄妹デュオ「楽童ミュージシャン」が、昨年、優勝賞金として受け取った3億ウォンを全額寄付したという事実が最近になって明らかになった。

楽童ミュージシャン(イ・チャンヒョク18歳、イ・スヒョン15歳)は、12日午後、スポーツキョンヒャンとのインタビューで優勝賞金をどう使ったかという質問に「賞金を受け取ってから、誰にも知らせず父が各種の財団や、寄付したいと思っていた所などに3億ウォン全額を寄付した」と答えた。

寄付をしたのは昨年だが、楽童ミュージシャンと彼らの親はこのような事実を外部に一切知らせなかった。この日午後、インタビューに同席したYGエンターテインメントのマネージャーもメンバーから寄付したという事実を初めて聞いては「寄付した?」と、再度確認したほどである。

当初、楽童ミュージシャンが受け取った3億ウォンの賞金には、アルバム制作費1億ウォンが含まれていたが、楽童ミュージシャンはこれすら社会の各界に寄付した。

イ・チャンヒョクは「去年、賞金をどう使うかお父さんとお母さんが聞いたとき、僕たちは最初から寄付をしようと思っていたので、なんの迷いもなく『寄付しよう』と話した」とし、「僕たちの意見を聞いてはお母さんとお父さんのほうが喜んでいた」と述べた。彼は「寄付してからとても胸がいっぱいになった気持ちだったので、音楽やってよかったとも思った」と語った。イ・チャンヒョクはまた「賞金に税金が付くということを知らず、それまでも寄付したので、今は税金を納めるためのお金を貯めている」と笑った。

妹のイ・スヒョンは「元々、寄付するのが当たり前だと思っていた」とし「そんな巨額のお金は、元からなかったと思うとスッキリした」と話した。また「(もっと良い事を)出来る環境になったので幸せ」だと付け加えた。

メンバーはまだ10代であるだけに、寄付に関する全ての手続きは彼らの親が一括に行ったという。

昨年「K-POPスター2」でその実力を披露した楽童ミュージシャンは優勝を果たし、最近1stフルアルバムをリリースし、各種の音楽配信チャートを総なめにした。大衆はもちろん、評論家などからも持続的に好評を得るなど、韓国の音楽界全般に新鮮な風を呼び起こした。

2014. 5. 12.