[単独]YGのヤン・ヒョンソク、セウォル号犠牲者の家族に5億ウォンを寄付「涙が出るほどだった」

2014-04-26 12:56 pm
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[OSEN=손남원 기자] YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク代表プロデューサーが、セウォル号沈没事件の犠牲者家族を支援するために、5億ウォンを寄付すると決めた。

YGの関係者によると、ヤン・ヒョンソク代表は24日に会社内部の幹部らと緊急会議を開き「私も子を育てる親として、セウォル号事件を接してからなんとも言えないもどかしい気持ちになり、ニュースを見るたびに涙が出ました」とし、「どんな言葉でも、子を失った遺族を慰めることはできないと思います」とし、YGの慈善プログラムを通じて5億ウォンを寄付するよう指示したという。

この関係者はOSENに「会議中、ずっと雰囲気が沈んでいた。ヤン・ヒョンソク代表はセウォル号事件を最初に接した時に、YG所属芸能人の活動を中断させ、全社員と共に哀悼の意を表した。これまで、セウォル号の犠牲者にどのように手助けすることが出来るか悩んできた」と明らかにした。

「寄付天使」と言われるSEANの慈善活動でも有名なYGは、ヤン・ヒョンソク代表の主導の下、以前から寄付プロジェクトWITHを運営してきた。これは、YGの年間売上の一定部分を韓国社会で厳しい状況に置かれている人々のために寄付するキャンペーンである。またつい最近には、ヨンセ大学医科大学セブランス病院と手を携え、心臓病を患っている患者のためのドリームギフトキャンペーンを開催し、ヤン・ヒョンソク代表が個人的に1億を寄付したという事実が明らかになった。

また、YGの関係者は「ヤン・ヒョンソク代表が、5億ウォンの寄付をすると決めてから、この寄付金が必ず遺族に伝えられるようYGが最初から責任を持って見守るよう指示した」とし、「YGとしての寄付以外にも、公に知らせず常に個人的に寄付してきたのがヤン・ヒョンソク代表のスタイル」だと説明した。

ヤン・ヒョンソク代表は従来の寄付活動でも、その対象を詳細に決め、その寄付金を伝える方法や過程を常に確認するという姿を見せてきた。ドリームギフトキャンペーンの時には、心臓病を患っている幼い患者たちに希望を与えたいという思いから、その家族に個人的に寄付金を渡したとのこと。

また、2013年3月の初めの頃にはYGの筆頭株主として受け取ることとなる現金配当10億ウォン全額を経済的な支援が必要な子供患者に寄付した。昨年、韓国のエンターテインメント会社のうち、最大規模の黒字を計上したYGは、当時株主らに巨額の現金配当することを決めた。筆頭株主のヤン・ヒョンソク代表はその収益の全額を寄付しながら「YGが株主らに現金配当するということを知ってはいたが、私自身が10億ウォンを受け取るということは、報道を通じて初めて知った。一銭たりとも残さず、全て手術費がなくて苦労している子供患者のために使いたい」と述べた。

これまで経済的な支援が必要な子供患者を助けるために力を入れてきたYGとヤン・ヒョンソク代表の寄付活動は、今回のセウォル号事件を機に、当分は遺族と救助活動を支援することに集中するものと見られる。YGは既に昔から、会社レベルでの慈善・寄付活動を地道に行っている。

2014. 4. 26.