G-DRAGON,ワールドツアー開幕で魅力を惜しみなく披露!
3月31日ソウルオリンピック公園体操競技場,1万3千もの客席はBIGBANGのリーダーG-DRAGONを見に来たファンであふれ返った.常に先を行くアーティスト,別名’悪い男’で通じている爆発的なカリスマの持ち主.ファンはときめく心で主人公を待っていた.この日は,G-DRAGONのワールドツアー二日目.この日もやはり初日に続いてチケット完売記録を立てた.
G-DRAGONは,単なる人気グループのリーダーではない.彼は誰もが認める歌手であり作曲家でありプロデューサーでもある.彼は,K-POPの人気歌謡100位以内にランクしているBIGBANGの曲‘Blue’や‘Monster’の作業も直接担当するなど優れた才能を持っている.ファッショニスタとしても有名な彼は,服を着る度にファッション業界に新しいトレンドになり,いつも挑発的な行動で人々を驚かせている.‘2013 G-DRAGON WORLD TOUR:ONE OF A KIND’は,まさにこのような彼の性格を証明する舞台だ.そのせいか,G-DRAGONの人気は国境を越えても実感することができる.今回のワールドツアーにマイケル·ジャクソンの‘This Is It’ツアーの振付と演出を担当したトラヴィス・ペイン(Travis Payne)とステーシー・ウォーカー(Stacy Walker)が直接参加した.この二人のクリエイティブディレクターは,“G-DRAGONは,マイケル·ジャクソンとレディー·ガガの特徴を併せ持った歌手”だと絶賛した.
31日のコンサート会場.公演開始前,ファンはG-DRAGONを象徴する黄色の王冠が描かれたMD商品とペンライトを振りながら彼の本名クォン·ジヨンを連呼した.この中には,韓国のトップ歌手はもちろん,俳優やモデルに至るまで,多くの人がG-DRAGONの公演を見るために集まった.ビルボードはコンサートのバックステージでG-DRAGONとの単独インタビューに成功した. (インタビューの内容は,下の動画で見ることができる)
午後3時を少し過ぎた時刻.カーテンが上がり,G-DRAGONがまるで未来から持って来たようなガラスの車に乗って登場した.赤いレーシングスーツに似合うよう髪も赤く染めたG-DRAGONが新曲‘ミチGO’を初公開すると,ファンは熱狂した.G-DRAGONが客席に向けて”叫ぼう!”と叫んだ瞬間,2時間にわたる,マイケル·ジャクソン級の公演がいよいよ幕を開けた.
破格的な小物と数十着もの衣装に,ピカピカと点滅するLED画面の引き立つビジュアル,そして四方に散らばるレーザーの光は,実に舞台から一瞬たりとも目を離すことのできないものだった.ソロのデビューシングル”Heartbreaker’と’ONE OF A KIND’のリミックスバージョンを熱唱したG-DRAGONは2時間の間,初めから終わりまでずっとエネルギーがあふれた.‘ONE OF A KIND’は,2012年米ビルボード’今年のK-POP’ランキングで17位入った曲でもある.
Epik High(エピック・ハイ)のTABLO(タブロ)と2NE1のCLがステージに登場し,‘LIGHT IT UP’と‘The Leaders’などの曲をG-DRAGONと一緒に歌い舞台を一層盛り上げた.
舞台で蝶の形をした凧を揚げ‘Butterfly’を歌い,ロマンチックさを演出してコンサートの雰囲気を穏やかにしたり,ポップバラードである’THAT XX‘をDANNYが演奏する美しいギターの旋律に合わせて歌ってアークスティックとの絶妙なハーモニーを披露した.
G-DRAGONが,しばらく休憩を取っている間,2NE1がヒット曲’I am the Best’とロマンチックなシングル曲’I Love You’でスペシャル舞台を披露した.2NE1の舞台が終わてから,CLはファンに”G-DRAGON素敵ですよね.G-DRAGONのコンサートで特別ゲストとして歌うことができて本当に嬉しいです”とし,”私たちが歌う間,G-DRAGONがエネルギー充電してもっと素敵な舞台見せてくれるので最後まで楽しんでください!”と述べた.
G-DRAGONのコンサートはまるでファンとの共感の場を連想させた.彼の舞台を見るために集まったファンと気軽に近づこうとする意志が印象的だった.舞台セットを変える間,自分と遠く離れた観客を見るためにスタンディングステージにまで足を運び,ファンが自分の顔に触れるほど近づくなど,G-DRAGONはファンサービスもたっぷり披露した.
またG-DRAGONは,‘Crayon’とBIGBANGの曲である’Fantastic Baby‘の舞台でエレクトロニックサウンドを調整して自分の音楽性を思う存分発揮しただけでなく,優れたラップの実力も披露し,最高の舞台を作り上げた.’Bad Boy‘と’ミチGO’はアンコール舞台で再び披露した.
G-DRAGONは,公演が終わる前にファンに向かって”4年ぶりの舞台ですね.この4年間,歌手としても,人としても少し成長したような気がします”とし,”これから4年後には,僕がどうなっているかは分からないんですけど,皆さんがその場にいてくださるのなら,僕はもっと頑張ります.今日,幸せでした.皆さんにも良い思い出となるコンサートになったらと思います”と心ある感謝の気持ちを伝えた.