BTSを育てたビッグヒット、BLACKPINKを育てたYGが手を携えた…戦略的な協業

2021-01-27 05:57 pm
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[연합뉴스=김효정 기자] 世界的なK-POPボーイズグループBTSとガールズグループBLACKPINKをそれぞれ育てたビッグヒットエンターテインメントとYGエンターテインメントが手を携える。

ビッグヒットエンターテインメントは27日、子会社のbeNXと共にYGエンターテインメントの子会社YGプラス(PLUS)に合計700億ウォン規模の投資を行うと明らかにした。

ビッグヒットは同日理事会を開催し、YGプラスにビッグヒットが300億ウォン、beNXが400億ウォンなど、合計700億ウォン規模の投資を行うという案件を決議した。

ビッグヒットはYGプラスの株式486万4565株を取得し、株式取得後ビッグヒットのYGプラスにおける持分率は7.7%になる。beNXはYGプラスの株式648万6085株を取得し、10.2%の持分を保有することになる。

株式取得予定日は来月の4日である。

ビッグヒットとbeNX、YGプラスは今回の投資を通じて戦略的な協業の土台を作り、プラットフォーム、流通、コンテンツなど各社が展開する様々な事業分野で協力することに合意したと明らかにした。

beNXはファンコミュニティプラットフォームウィバース(Weverse)とコマースプラットフォームウィバースショップ(Weverse Shop)を運営するビッグヒットの子会社である。YGプラスは音源·アルバムの流通とMD事業を担当している。

今回の投資でYGプラスのアーティストグローバルメンバーシップ関連ビジネスはウィバースで展開され、YGプラスはビッグヒットのアルバム·音源流通及びMDビジネスで協業することになる。

それによってBLACKPINKを始めとするYGの所属アーティストたちはビッグヒットが運営するプラットフォームウィバースに入ると見られる。

世界的なK-POPグループを抱える二つの会社の戦略的なパートナーシップの締結はエンターテインメント業界でも非常に異例のことであり、今後業界の構図に大きな影響を及ぼすと見られる。

2社はファン経験の拡張に向けたプラットフォームビジネスを始め、エンターテインメントライフスタイル分野を網羅する幅広いビジネス部門で多様なアーティストのIP(知的財産)を活用し、相乗効果を出していく方針だと明らかにした。

YGプラスは「それぞれの分野で最高を目指してきた2社が協力する新しい転機を迎えている」と明らかにした。

ビッグヒットは「流通、MD生産など多様な分野で強力なネットワークを有するYGプラスとアーティストIP、プラットフォームなどの領域で強みを持っているビッグヒット、beNXが一緒に作って行くシナジーを期待する」と明らかにした。

続いて「各社がエンターテインメントライフスタイル全般に影響を及ぼす様々な協業で一緒に成長していく」と見通した。

2021. 1. 27.