[SE★インタビュー②]MINO、「バラエティ番組でのイメージとの乖離?それも結局『僕』」

2018-11-28 06:24 pm
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[서울경제=이하나 기자] 歌手になろうと決めた時から1stソロフルアルバムを発表するまで歌手のMINOは数多くの紆余曲折を経てここまで来た。

グループBLOCK Bのメンバーとしてデビューを準備したが、途中で話がなくなり、グループB.o.Mのメンバーとして活動したが、チーム解散を経験した。WINNERデビュー以来長い空白によって辛い時期を過ごしたMINOは昨年発表したアルバムで大きな成功を収め、tvN『新西遊記』への出演で雰囲気を逆転させた。しかし、今年の年初恐慌障害を患い、また辛い時期を過ごしたのである。

「そういうときもあった」と自分の心の傷を淡々と語るMINO。ヒット曲の『Fear』をで「僕を見てるのなら正解を教えて」と父に向って叫んでいた青年はいつの間にか音楽的にも心も大きく成長した。

バラエティ番組の中のMINOやWINNERのメンバーMINO、そしてソロ歌手のMINOまで。毎回自分に与えられた役割に充実しているMINOは、最近発表したソロアルバムも音楽と大衆性を両方抑えたという好評を受け、ソロアーティストとしても活躍し始めた。

ファンだけでなく、数多くのリスナーに音楽性と大衆性までしっかり抑えているという好評を得て現在「MION」というブランドパワーが強いということを立証した。「始まりが半分」という韓国のことわざのようにソロアーティストとして半分の成功を収めたMINOが残りの半分をこれからどのように完成していくのか。

Q. アルバム作業の全般に参加したと聞いた。

楽だけでなく、パッケージやロゴデザインなど全体的なコンセプトに参加した。直接的なデザインに参加したのは初めてだが、これまでご協力くださった会社のデザインチームを始め、皆様に対する尊敬の気持ちを持つようになった。

Q. 作業するとき、主に何からインスピレーションを受けるのか。

全てのものからインスピレーションを受ける。創作についていろいろと考えてるとそれ以上アイデアが出てこない瞬間もあるし、壁にぶつかることもある。そういうときは普通映画を見たりドキュメンタリーを見てる。

Q. 以前、歌詞が波紋を広げたことがあったが、今回のアルバム作業で特に意識したことはあるのか。

あの事件以来いろいろと考え方が変わった。今回のアルバムにもその話について触れた曲がある。『TRIGGER』という曲だ。曲に盛り込まれたメッセージは、今の自分は昔と違う。新しい自分に生まれ変わったという内容だ。

Q. WINNERメンバーのアルバム作業参加は今回わざと排除したのか

WINNERのMINOとソロアーティストMINOを区分したかった。WINNERのメンバーと一緒に作業するのはユニットやWINNERのアルバムでやってみたいし、ソロアルバムではソロアーティストMINOとしていろんなことに挑戦したかった。

Q. アルバム発売1日前に『新西遊記6』でタイトル曲『Fiancé』のフルバージョンが公開された。

フルバージョンが流れるとは知らなかった。直接撮影したので内容は大体分かる。曲が流れたシーンはとても面白いシーンだったが、番組の内容に全く集中できなかった。確かに目で見てるのに曲の方に集中していつまで流れるんだろうと集中した。とても驚いたし、『新西遊記』の関係者の皆様への感謝の気持ちでいっぱいだった。

Q. バラエティ番組で得たイメージによってアイデンティティーに混乱などはないのか。

アイデンティティーに関する悩みは常に付きまとうものだった。『新西遊記』によって皆さんからたくさんの支持をいただいているが、そこから来る乖離もあった。EUN JIWONさんを始め、そういう経験をした方に相談をした。バラエティ番組での自分も自分だし、音楽をやっているときの自分も自分だと認めて素直に頑張ってると皆に分かってもらえると思うと気持ちが楽になった。

Q. 今年の年初恐慌障害を患ったと聞いたが

気づいたらそうなっていた。責任感やこれまでの人生で自分自身を抑えてきたことが爆発したのかなと思う。恐慌障害になったときは本当に辛かった。音楽作業をしたり、絵を描くことで自分を表現し、解消すると少しずつよくなった。メンバーたちも支えてくれた。WINNERの活動をして一番よくなったと思う。

Q. ソロアーティストとして自分自身でどれくらい発展したと感じているのか。

ラップ的な部分は今もずっと発展して変わりつつあると思う。2年前や4年前よりも大きく変わったことを感じているし、今もずっとトーンを探し続けており、変化している。意味のない言葉よりは自分が伝えたいメッセージをどうすればもっとしっかり伝えて表現できるのかを研究し、発展させていこうと思う。

Q. WINNERのMINO、ソロアーティストMINOとの乖離はあるのか。

WINNERのメンバーとして、ソロアーティストとしてそれぞれ最善を尽くすのが正解だと思う。WINNERのメンバーMINOとしてはチームの色に合わせて最善を尽くし、ソロアーティストとしては小さい頃から夢見ていた音楽とメッセージを完璧に表現するのが目標だ。

2018. 11. 28.